白血病の治療で避けては通れないのですが、
髪が無くなることが何より辛かったです。
先に断りを入れておきますね。
これはなかなか嫌な話です。(°_°)(°_°)(°_°)
命が助かるなら髪の毛くらいなんだ、という潔い方もいらっしゃると思うのですが、moimoiはこの件については本当に本当に情けないくらい今でもウジウジします。
治療が終わればまた生えてくるから大丈夫だとよく説明されましたが、それはそれで事実なのですが、そういう問題ではないのです。
とにかく髪が無くなるのは悲しいし、自分が難病の病人なのだと見た目ですぐ分かるようになってしまうことが辛くて、人には会いたくなくなりました。
当然、友達になんて絶対会いたくありませんでした。無菌室で面会謝絶が、ちょうどよかったです。
白血病と診断された時、再発した時、横紋筋肉腫の今回と、人生で3度この宣告を味わっているのですが、これはもう諦めきれない苦痛なのです。
抜ける日は突然です。
昨日まで何ともなかったのに、
手ぐしで髪を直した時に
みごとにごっそりと指の間に引っかかります。
私は当時ロングヘアだったのですが、脱毛が始まる前に髪を切る勇気はありませんでした。
(今回の病気の時もやはりロングでしたが、治療をすると決めてから美容院に行き30cm以上バッサリ切りました。美容師さんに、ほんとにいいの?と何度も確認されました。筆でも作ればよかった)
シャワーの排水口に嘘みたいに髪が流れてしまうので、キャッチを用意したのですが、お風呂から上がる時にこれをゴミ箱に捨てる瞬間がとても惨めでした。髪と一緒に、私が女の子であるということが捨てられていくような気持ちでした。
あと、シャンプーの終わりがわかりません。
流しても流しても髪が抜けるから、お湯でゆすぐ時に終わりを決められないです。ひたすら流して、髪が流れて、髪が抜けるのが止まらないから、ずっとゆすぎ続けるという魔界に引きづり込まれます。。(°_°)引っ張れば引っ張った箇所が根こそぎ抜けます。
パジャマについたり、枕やベッドには私が横になるたびに髪が残り、コロコロで取っては1枚丸めて捨てるのも同様の気持ちになりました。
しまいには母が頭に直接コロコロを転がしてくるのでキレて噛み付きました。ファンギゾンの回といい、お気づきでしょうが相変わらずデリカシーのない母です。(´・ω・`)笑
鏡にうつる落ち武者みたいになった自分をみて、私は病人なんだなぁ、誰もこんな人のこと好きになってくれないなぁと思いました。お母さんが買ってきてくれた帽子を、昼間も眠る間も個室で誰が見ていなくとも外さなくなりました。
何クールかすると眉毛もまつげもなくなります。
顔に性別が無くなったように思えました。
あとから同じ病室になった同い年の男の子が、同じように頭がツルピカで眉もまつげもなかったので、なんだか双子の気分でした。イルカみたいでした。
洗顔の泡が目に入ったり、はな水がダラダラと流れ出てきたり、必要なところに必要な毛があることを気付かされました。
悲しい悲しいと嘆いてばかりもいられないので、薬を使うたびに抜けていく毛に、とうとう私も自分でコロコロを頭の輪郭に沿って転がすようになります。母はそれを見て、ほらね便利でしょと言わんばかりです。(°_°)少し伸びた髪が抜けると、服のなかに散らばって、痒くなってしまいました。チクチクチクチク。
心のダメージを減らす為にも、処理の為にも、抗ガン剤をやると決まったら、髪は短く切っておくのが良いのかもしれません。
坊主にするのは、抜けたチクチクの髪の片付けにまごつくと思うので、個人的にあまりおすすめ出来ません。
また、身内や友人に脱毛を伴う抗ガン剤をやられる方がいらしたら、帽子をプレゼントする際には素材を気にかけるとよろしいかと。
やはり、綿100%が優しくて良いです!
特に女性は四六時中つけていることが多いと思うので、肌触りが良く、洗ってもほつれないしっかりしたものがいいですね。頭皮は当然皮脂がでますから、私は毎日シャワーや清拭のあとに取り替えました。何枚あってもいいですね。
帽子をかぶらない方もいると思うのですが、医師からは転倒したときや落下物があったときに、頭を保護するものがないのは心配なのだそうです。抗ガン剤をやっているときは血小板等が下がりますから、すぐに内出血に繋がり、血が止まらないのは危ないです。
私は、ツルツルの頭を母以外には見せたことがありません。看護師さんにも、家族にもです。頑なに帽子を着用。忍者並みに素早い動作で、ウィッグから帽子に変えたりもします。
moimoiの髪の葛藤は延々と続きますので、ひとまずこれで締めます。書きたいことがおそろしくあるのにまとまりません。へこんでいる気持ちの部分はおいといて、何かお役に立つ情報があれば幸いです。
ウィッグについてはまた別途書こうと思います

のんびり⑦へ続く~