娘が結婚してしょんぼりしてる私を、気使ってか、娘から映画の誘いがありました。
優しい婿の差し金と思います。
自分が仕事が忙しくて行けそうにないからお義母さんと行ってきて、と2人分のチケットをくれました。


有り難くて嬉しいです。
娘たちが結婚して居なくなるのは自然なことで喜ばしいことです。でも、シーンとしてゆく家。翳り行く部屋に私の独り言が増えてゆく毎日。これからどうやって生きようか。自問自答してました。
家で一箇所だけあたたかい場所は、愛犬パティさんの眠る場所です。

前から見たかったこれを観て来ました。
「僕のワンダフルライフ」

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犬の映画は泣くから嫌と思ってたけど、これは次々と犬が生まれ変わってゆくから大丈夫だよ、と聞いてました。

犬はどんなに長生きしても人間よりは長くは生きられない。

メインの話になるベイリーという犬がいて、次々と生まれ変わってゆく話。どの子もとても可愛くて愛しくて、必死で生きて、死んで、私はたくさん泣きました。


何故生まれて、何故生きるのか?


大きなテーマがあって、飼い主に寄り添って生きる犬たちから人生の意味を教えられます。


私のワンダフルライフの始まりは、物心つく幼少期から小学生時代まで実家で飼ってたミックス犬のコロからです。

シェパード、芝犬ミックスでした。初めて膝に乗せたときの温もりを覚えてます。幼犬時は寒い玄関にダンボールを置いて飼っていて、大きくなると中庭に犬小屋を置いて飼ってました。

ハーモニカを吹くと遠吠えして、音に合わせてまるで歌ってるようだったコロ。その声を今でも時々思い出します。シェパード由来だから頭も良いこだったのに、当時屋内犬は少数派で、コロも例外なく外飼いされていて、台風が来る時だけ屋内に入れるから、私は台風が嬉しかった。

外飼いのためにフィラリヤにかかり呆気なく死んでしまったコロ。今ならきちんと投薬で防げるフィラリヤ。まだ幼かったとはいえ本当にすまないことをしたと思う。心から謝りたいです。またコロに会いたいです。


二代目犬はビーグルのボビー。

初めて来た血統書付きの幼犬。耳が垂れてて目が大きくて愛嬌たっぷり。コロをフィラリヤで無くしたこともあり、蚊取り線香、そして中山式蚊撃退器とゆうマシーンまで装備してもらってました。そして、前の犬が繋がれてて不憫だったことと、ビーグルは猟犬とゆうことで庭に柵をめがらせて、テラスに犬舎を置いて庭を自由に走らせることにしました。
今でもボビーの走る姿が目に焼き付いてます。垂れ耳を後ろに靡かせて走る姿を二階の私の部屋から飽きずに良く眺めてました。
ドッグウッド(ハナミズキ)の根元に良くいたボビー。庭に現れた青大将と格闘したり、家の前に流れる小川に入ってしまってカモを追っかけ回したり、鎖から解放されて本当に自由に生きていた。

川沿いの道を毎日散歩させて、そこでレモンビーグルに一目惚れしたボビーは通いに通ってついに父親になることに成功。幸せの絶頂でした。
凄く嬉しかったです。

でも幸せもつかの間、
完全に柵をしていたのに、何故かある朝姿を消してしまったボビー。首輪はしていたけれど、繋いでないのはやはり飼い主の落ち度です。
開くはずのないガレージの扉が少しだけ開いていました。誰も開けない鍵のかかった扉がなぜに開いていたのか、あれから数十年たっても謎は解けてないです。


激しく襲うペットロスの日々。

死んだのではなく行方不明になったボビー。それからの私は毎日保健所に電話してボビーが居ないかを聞くのが日課になりました。バスに乗ってて、ボビーに似たこを見て何回か飛び降りたことがあります。ボビーの無事だけを祈る毎日。会えなくてもどこかで幸せに生きてて欲しい。ずっとずっと願ってました。


そして、もう二度と犬は飼わない、飼えないと思いました。


結婚して鎌倉に来て、しばらくは子育てだけで手一杯でしたが、双子の娘たちが、ずっと一緒だったのに、別々のクラスになり双子の姉が寂し気なのが気がかりでした。
ある時ペットショップの前を通りかかって、運命の出会いがありました。

売れ残り犬のパピヨン。店主の話では大きなショッピングセンターで売れ残りこちらに回されたと言います。なので激安とも言ってました。もう7ヵ月。他に小さくてもっと愛くるしいこも居るのに、娘がなぜかその犬の前からずっと離れません。

いったんは家に、帰ったのにやはり気になって翌日ペットショップに出向くとそこにひとりでの老人がいて、

「この子を買おうと思ってます。顔だちと性質がとても良い。何回か通ってそう思った。私は前の犬を交通事故で亡くしてます。」

困惑しましたが、私も娘のことをその方に伝えて必死でした。すると老人は、なぜかフランス語で私をお茶に誘い、あなたに譲ります。と言ってくれました。あの老人が今では不思議でならないです。買おうとして来てたのに、私にとつては神さまのような方でした。

そして、晴れて家族の一員となったパティーさん。「性質の良い」とあの老人と娘が見抜いた通り、人には吠えない、優しい、人懐こい、頭が良いこでした。

そんなパティさんももうすぐ15歳です。
顔も白くなり、私が帰ってもお迎えの反応も日に日に遅くなってきてます。
今は1日でも長く一緒に居られることを願ってやまないです。

自分のためのいつか書き留めたかったワンダフルライフ。読んでくださった有り難い方、本当にありがとうございます。




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春夏秋冬毎日パティさんと歩いてます。







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老犬でも、心は子犬のまま。毎日見るけど毎日かわいいです。ラブ


犬この不思議な生き物。毎日純粋な魂に出会えます。

コロ、ボビーの写真は後々見つけられたら後々アップしたいです。