関西の鉄オタから見た関東のカッコいい電車 | 家庭内別居楽しむハダカデバネズミ

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「熟年離婚」とまではいかない、いやいけない「家庭内別居」。
嫁に話しかけても無視され食事は一人で外食かコンビニ弁当。
洗濯は二週間ぶんまとめてコインランドリーで。
こんな状況も楽しく生きるおっさんです。

事故の暗い話題だけではイヤなので、別の話題も投稿します。

 

 

大阪で生まれ育って、仕事も大阪。66年間ずっと大阪暮らし。

生涯で東京に行ったのは中学の修学旅行と大人になってからの慰安旅行

で行った東京ネズミーランド。

そのあとは大阪日本橋のお散歩メイドさんと行った秋葉オタク巡りのみ。

 

▲日本橋のお散歩メイドさん ことり。ちゃんとN700で上京。

 

 

そんな田舎者の僕なので首都圏の電車はほとんど馴染みがないのですが、

好きな電車、思い出の電車はいくつかあります。

ただし、昭和も30年代生まれなもんで現存しない車両たちばかりですが。

 

まず、中学の修学旅行で浅草から東武日光まで乗車した東武5700系

 

 

ずらりと並んだ狭窓、車端部に寄せられた扉など長距離電車の貫禄十分。

全面の幌枠も厳しく上半分ベージュ、下半分マルーンの色合いも渋く、

乗車するなり一目惚れしました。

西の近鉄に例えれば2200系当たりでしょうか。

 

本形式の後継車である1700系は写真でしか見たことありませんが、

上記の5700を近代化したような好ましいスタイルで好きです。

 

 

めっちゃくちゃカッコいいやないですか。

 

小田急は名前の「オダキュー」の響きが好きで、アイボリーに青帯になる

前の旧塗装である黄色×紺色をまとったオダキュー顔の電車が好きです。

 

全然カンケーないけどカタカナで書くオダギリジョーもカッコいい名前ですね。

 

 

2200系?と2600系? いずれもいい顔してますね。

こちらも現物にはお会いできてません。

カラーは近鉄の試作ビスタカー10000系に似た感じですがこの配色は好きです。

 

 

近鉄の10000系はその後に登場した10100系ビスタカーに合わせて配色が

逆転しましたが、この配色の方が似合っていたと思います。

 

▲近鉄10100系ビスタカー

オレンジと紺が逆転した配色が最近まで近鉄特急の標準塗装でした。

 

 

オダキューのガイコツ顔 9000系が出た時は衝撃でした。

 

このデザインが以後に登場する新型車に与えた影響は大きかったでしょう。

 

 

近鉄の省エネ車以降のデザインも処理の仕方は違えど影響を受けてます。

写真はインバータ制御試作車1421系 ( 登場時は1250系 )

 

 

京王の5000系も文句なしにカッコいいですね。

通勤タイプながら正面のパノラミックウインドウや屋根の上にずらりと

並んだクーラーが冷房化が遅かった近鉄沿線民には羨望でした。

 

 

西武鉄道4000系 まず日本人が忌み嫌う「4」を堂々と形式にしたことに驚き。

関西では4000系は見当たりません。 いや、大阪メトロの新車が400系でした。

前途の「ガイコツ顔」デザインに影響されたような前面デザインとゆったりした

2扉が醸し出す長距離電車の風格がいいですね。

 

▲大阪メトロ 中央線新車 400系


 

 

京浜急行初代1000系。小さなヘッドライトがおでこに一つだけという

「こんなんで明るさ大丈夫?」と要らぬ心配をしたものですが好きな顔です。

 

 

関東ではありませんが長野電鉄OSカー

地方私鉄ながらこんなカッコいいオリジナル車を作っていたのですね。

配色が長野県の特産「りんご」みたいでかわいいですね。

今は現存しませんが配色が今の近鉄通勤型の配色と真逆なのが面白いですね。

 

 

今はステンレス無塗装に赤い帯がイメージの東急ですがこんな緑色の時代も

ありました。3400系? 渋谷駅かな?

 

 

最近まで渋谷駅前にいた「青ガエル」5000系も可愛いですね。

 

こうやってみれば半世前は首都圏の電車たちも各社でオリジナル塗装色があり

個性に溢れていたいい時代でした。

今は合理化最優先で無塗装のステンレス車体でハコ自体も共通化が図られて

面白みに欠けますが、時代の流れで仕方ないところでしょうか。

 

関西の鉄道もJRを筆頭に南海と阪神がステンレス車体の採用に積極的ですが、

自分のご贔屓(ひいき)である近鉄や阪急はアルミ車体でも塗装する思想で頑張って

欲しいものです。

 

鉄オタじじいの古臭い話でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

ではまた。