裁断

スカートの裁断をしている所です。
生地の上にパターンをのせています。
途中までもう裁断していますが、裁断の時には
まず、マーキングという作業をします。
マーキングとは・・・
型入れとも言いますが、出来るだけ生地に無駄のないように
詰めてパターンを乗せていきます。
基本は生地の地の目とパターンの地の目を合わせて、スカート
の場合だとウエスト・裾の方向は全パーツ同じ方向で乗せるのが
ベストですが、無地の生地で平織りの場合だと写真のように
ウエスト・裾の方向を差し込んで乗せています。
こうする事で生地の余りが少なくて済みます

もともとかかる用尺が3Mとすると、差し込む事でそんなにかからない
場合もあり、余った生地で何か小物とか作れたりします。
私はよくモモの洋服を作ったりします

ただし、差し込めるのは無地で織組織も平織り、繻子織のように
同じタイプの素材に限ります。柄もランダムなドットなどはOKです

綾織りやプリント、柄「チェック等の段があるもの」などの生地の場合
は一方方向でマーキングします。
そうなると生地に無駄はでてきます。
むしろ、3Mよりも少し余分に確保しておく必要もあります。
今裁断している生地は・・・
ちょっと変わった生地です。漉布「すきふ」と呼びます。
漉きとは、紙を漉く時の漉きで、綿の生地に和紙の原料を漉いて作った
生地です。
見た目はもう和紙そのものですが、生地なんですよ

この生地ははさみで切った切り口がほつれなくてフエルトや圧縮ウール
のように裁ち切りで大丈夫なのと、静電気が起きなくて、エコ素材で、
土にかえります。
デニムのように、最初はごわごわして張りもありますが、お家で洗濯
できるので、着ているうちにやわらかくなじんできます。
しかもすごく軽いので着心地もすごくいいんですよ

アトリエに来店されたお客様がとても気に入られて注文をされたので
製作にとりかかりました


サンプルスカートです

漉布「すきふ」です