チョっと浮気します。
あ
不倫したいワケではござらぬョ…
5インチゲージ車両の製作を少しお休みして、久しぶりにHOゲージ車両の工作です。
私にしては大変珍しく、JR東の最新型車両を作ってみました。
今年(令和三年)、房総地区に投入されたばかりのE131系です。
クモハE131+クハE130
もう1種…
これまた最新の、東北エリア非電化路線に投入された、GVE400系です。
GVE401+GVE402
今回これら両者の工作は、塗装済完成車体を入手したものを手軽に走るよう簡素に仕上げた物です。
簡単カンタン♪
塗装済とはいえ、全くツンツルテンの車体のみでしたから屋根上の目立つパーツは取付けておきました。
最近の車両って、やたらと無線アンテナがたくさん付いているんですね…
小さいので、発泡スチロールやパテにプスプス挿して塗装しました。
クモハE131だけでも、4つの無線アンテナが付いてあります。
他に
汽笛カバー、信号炎管、パンタグラフ、ランボード
を取り付けてあります。主にエンドウ製の鋳物、一部にエコーモデルの真鍮削り出しパーツを使いました。
パンタグラフは、トミックスからズバリの物が販売されていますので、貧弱ながらコスパ抜群ですから迷わずチョイス。
これだけでも らしく?見えます。
キハ…じゃなかった!
GVE401・402には、無線アンテナ、マフラーキャップ、信号炎管、汽笛カバーを取付け。
パーツは主にエンドウ製ですが、この2両の汽笛カバーは、それらしいパーツがありませんでしたので、Nゲージの東急7000系キットの余りパーツ(グリーンマックス東急ベンチレーター)をヤスリで形を整えて取り付けてあります。
やっぱり出鱈目車輌製作所クォリティですね…
まぁ、言わなければバレません。
屋根上の細かなパーツが付くと、引き締まって見えますね。
ワイパーも付けたいのですが、在庫切れなので入手次第取付けたいと思います。
アンテナの取付け方が特徴的なGVE402…
運行されてる地域柄なのかは知りませんが、『泣ぐ子はいねぇか!』とでも言いそうな角の生え方にも見えますね
このGVE400系で悩んだのが、床下機器です。
気動車ではなく電気式ディーゼルカーなので、該当する床下機器があるのかどうかも分かりませんでした。
適合なのか分かりませんが、カツミから新型気動車用床下機器なるパーツが出ていましたので、コレを選んで取り付けてみました。
この2種類4両の車体ですが、たまにヤフオクで完成車体として出品されています。
以前から気になっていましたが、他人様の作風や技法も気になるところですし、何よりリーズナブルに最新型列車が手中に収めれるならば…と思い手を出してみました。
まぁ、簡素ながら良く出来ていると思います。
やっぱりレーザーカットって、凄く便利だと思いました。
ただ、2両が歪んだ状態でしたので、修整するのに少し手こずりましたが…
それでも、他人様の仕掛品は自身の工作の参考になりますし刺激にもなります。
で…
ふと思ったのですが
この数年で、鉄道模型界…特に、自作派にとっては大きな転換期を迎えたような気がします。
レーザーカットや3Dプリンタの普及で、安価に少量生産が可能になったおかげで、そういったガレージメーカーが増えてきました。
これはこれで喜ばしい事だと思います。
で…
模型店のパーツ在庫状況は、相変わらず今ひとつ…
これは
ウカウカしていると、メーカーも販売店も工作派の客層を取り逃がしてしまう風潮になるかもしれませんね。
私は工作派で自作派でもありますが、NゲージやHOゲージ等の部品は、なるべく既製品を模型店で買うように努めています。
確かにパーツの作成やレジン複製ぐらいは、持ち前の技術力で出来るのですが…
ほんの僅かでもメーカーや模型店の売上げに貢献しなければ、また、工作派モデラーのパーツ購買ニーズを保たなければ、将来メーカーや模型店が利益率が高い完成品しか扱わなくなったり、また完成品を買うユーザー優先になったりしないか…という恐怖心があるからかも知れません。
ま、
私独りがあ〜だこ〜だ言っても仕方ない事なんですが…
さて…
まだまだ工作しなければならないネタがてんこ盛りです。
HOの車両だけでも、
ペーパーのガレージキットが12両…
真鍮バラキットは8両分
プラキットは6両
Nゲージ、HOゲージのストラクチャーキットなら
総数6棟が未着手…
5インチゲージ車両は
機関車2両(一部自作)
貨車4両(完全自作)
Gゲージ車両は…
しばらく出来そうにないから無視!
まぁ、寿命ある限り工作人生を謳歌することにしましょう。