えこひいき
主人と二人暮らしの時は 主人の健康一番

食べ物も主人の好み優先
だけど
息子達が帰って来ると
最後の一切れは
息子にあげたい

スイカの甘いところも
息子にあげたい

たっぷりのお野菜も
息子達にいっぱいあげたい!
それぞれ一人暮らしをする息子達がいる ほんの数日で 足りない物を全て補えるわけは無いけれど
少しでも食べさせたい。
少しでも体を作りたい。
社会という大海原を
波に揉まれながら しっかり泳いで行ける様に
健全で 逞しい体と心を
少しでも作りたい。
不思議と 彼等が家を出る迄の頃よりも強く思う。
もう 守ってあげる様な
幼い彼等ではないけれど
今の方が強く感じる。
美味しいものを
体にいいものを
食べさせてあげたい。
変な親心かもしれないな
この間は 主人は二の次になってしまう
『貴方にはまた毎日作れるから
』と。あからさまな えこひいきをしてしまいます


一年ごとに
義母の思いが わかります。
だから 夏休みが終わったら
また主人を一番にしないとね

でも それまではえこひいき

変化
母の死から
すっかり人が変わったみたいになっていた父
ようやく 落ち着いて来たみたい。
口を開けば 不安と怒りばかりで
私まで精神的にきつくなっていたけど
『先の事ばかり考えるのは止めた…』と一言
『先の不安ばかりにとらわれると、今こうやって子や孫が集ってくれている時間を何も楽しめない』
そう父は言いました。
たぶん 父に限らず
みんなそうなのかも知れない。
まだ起こって居ない未来の不安に怯え
もう戻れない過去を悔いてばかりだと
今ある幸せを 感じ味わい切れない。
この 大きな家に一人住み 炊事や諸々を一人でこなす父
年老いて 不安で寂しいだろうに 乗り越えようとして言った言葉…
私も
そうしよう!
今に感謝して
今を楽しもう!
それが『今に生きている』っていうことなのかもな~。
あと一晩
実家での時間を楽しもう

守るもの
私は ずっと父に守られて来たと思います。
娘時代も 遠くに嫁いでからも…
時にそれが うっとおしかったな~

でも
いつしか立場は逆転して
父は 私の中で
『守らなければいけない』 存在に変わっていました。
『老い』
仕方ないこと 自然なことだけど
一抹の寂しさがあります…
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