拙いお話を書いてみました
「チャコちゃんのお母さん」
小学1年生のチャコちゃんの家は、
お店をやっています
だから、お母さんはいつも忙しい
夕飯前、お母さんが正座して
洗濯物を畳んでます
チャコちゃんはお母さんの後ろに
くっついて寝そべってます
お母さんにくっつくチャンスだから
ピタッとくっついてます
そして、そっと
お母さんのエプロンの腰紐を引っ張りました
「やめて!
もう、めんどくさい!」
お母さんに怒られてしまいました
こんなことは、しょっちゅうです
怒られても、また同じことをします
チャコちゃんは
あたしが可愛くないから、お母さんはあたしのことが嫌いなんだと考えます
チャコちゃんには五つ下の可愛らしい妹がいるので
お母さんは妹のことが好きなんだと思ってます
「今日子!
夕飯はまだなの!」
おばあちゃんが大きな声で呼びます
お母さんは、腰紐を締め直して立ち上がりました
あーあ、行っちゃった
夕飯はおでんです
「おでんは嫌いだよ」
おばあちゃんが文句を言います
おばあちゃんは、1日中何にもしないで、居眠りばかりしてるのによくお腹が空くもんだな
チャコちゃんは不思議に思うんだけど
お腹の中で言うだけで、口に出しません
だって、おばあちゃんは怖いから
授業参観の日
お母さんが教室に顔を出しました
若くて美人なお母さんはチャコちゃんの自慢
とっても喜びました
でも、やっぱりお腹の中で言うだけ
お母さんには話しません
お母さんが見てくれてるから
張り切って手をあげて意見を言いました
チャコちゃんは賢い子ではなかったので
トンチンカンな答えだったのに
「おかげで活発な意見がたくさん出て、良かったわ」
先生から褒めてもらいました
授業が終わって
この後、お母さんたちだけ教室に残ることになって
お母さんにバイバイして学校を出ました
嬉しくて、スキップしながら家に着くと
もっと嬉しいことが待っていました
食事するテーブルの上に、栄太郎飴の缶が乗っていて
その下に手紙がありました
「チャコちゃん
おかえりなさい
おかあさんは、がっこうがおわったら
すぐにかえるから、おるすばんしててね」
飴の缶
置き手紙
チャコちゃんの目に涙が浮かびます
やっぱり、お母さんが好き
大好き
そして、きっと
お母さんもあたしのことが好き
妹の次に好きなのかもしれないけど
あたしのことを好きなんだ
ありがとう、お母さん
思いついたまま、文章にしてみました
読んでいただきましてありがとうございました
