鈴木宗男議員の最高裁上告棄却、
司法の判断とはいえ、これは、惨い現実だ。
62歳、この歳で、実刑はどうなんだろう。
それに、彼の実績は、全て 実刑という汚名で消え去ってしまうのか。
鈴木宗男議員は、首脳レベルでも難しかった、(政治家人生を通じて)
ロシアとの関係改善に力を注いできた。
資源大国ロシアとの関係を強化できれば、
日本にとってプラスになり得るし、中国を牽制する材料にもなる。
また、鈴木は、日ロ関係改善を阻む最大の障害である北方領土問題でも成果を挙げつつあったことも記憶に新しいはずだ。
つまり、日本人は、 スキャンダルへ許容力が希薄である。
さらに、実績は無視、白紙。
それゆえ、マスコミが騒ぐと、過剰に反応し、総理大臣は長期で職に就けない。
シャークマスコミの餌食になり、すぐに、屍となってしまう。
海外の例では
米では、ビル・クリントン元大統領の政治資金疑惑やセックススキャンダルを
乗り越え、8年間大統領を全うした。
フランスのニコラ・サルコジ大統領は就任早々に派手な離婚劇を繰り広げたものの、今も健在だし、
イタリアのシルビオ・ベルルスコーニ首相は、カネやセックス絡みの醜聞が次から次へと浮上するにもかかわらず、ほとんど無傷である。
日本の総理なら、 辞職どころか 切腹ものであろう。
どうやら、日本人は、海外に比べ、そのスキャンダルを治める自浄能力と許容力に欠けるようだ。
それは、きっと 日本人は、総中流意識が強く、 誰かが儲けたと
妬みをもつ、半ば、社会主義を求めていることが起因するのではないか。
たとえば、日本人が政治とカネにこだわる理由の1つには、何につけてもクリーンさを求める潔癖な部分があるかもしれない。
また、献金を受けた有力政治家が、一部の業界や地域だけを潤すことへの不公平感もあるだろう。
高度経済成長期が終わった後、有権者のこうした意識はますます強まっていった明治学院大学の川上和久教授(政治心理学)は指摘する。
さて、来週は、民主代表選fがある。
今、オザワ先生は、 日本経済を高揚させた田中元総理の弟子。
悔しくも、田中角栄元総理は、ロッキード事件における政治と金の問題で
失脚した。 その師弟の映像は、今後被って映ることは免れない。
しかしながら、
政治力と、清廉潔白とは 同義語ではない。
そういう世界の潮流に 逆らい日本の政治家を選ぶなら
日本が空洞化し、沈没する日も遠くないかもしれない。
明日は、オザワさんと 景気の転換の不思議な関係について書ければと思います。
そろそろ、日本人も 金と政治の問題も許容し、本当の意味でのデモクラシー先進国入りすることが得策であるに違いない。
※今日は、辛口控えめでした(^_^;)