京都の商法は、 昨日 リクエストがありました。
好評です。
調子に乗って書きたいと思います。
さて、今回は、有名な『一元さんお断り』
東京は、向島 新橋にあると思うが・・・。
祇園・宮川町・上七軒・先斗町・祇園東の5ヶ所がそれだ。
元々は、
花街には「お茶屋」といわれる料亭があり、舞妓さんを呼び、
「お座敷遊び」を楽しむことをする時に
馴染みのない人は、問題を起こし、他のお客様に迷惑をかけないか
きちっとお金を払うのかなどのリスクを回避するために
紹介者のない『一元さんをお断り』慣習ができたのだ。
花街には 「お茶屋」と 「置屋」がある。
置屋は、お母さんがいて、 舞妓達は そのお母さんに育てられる。
(置屋は家であり、稽古場だ)
つまり、今でいう クラブでいう「ママ」ですね。
しかし、今のママとは 大いに違うところは 舞妓達は本当の
お母さんと思わなければならなくて、お母さんも全責任を負う。
それから、「お茶屋では、ご飯 遊び 酒 帰りのタクシーまで」
すべて、置屋の女将が建て替える。
これを踏み倒されては大変だ。
昔、京都は、今の東京のように 地方から知らない
人が大勢くる。
しかし、こんなサービスをして 無銭飲食なんてされたら
これは一大事。
だから、紹介者をたて、その紹介者に その支払いを担保させた。
こんな感じが 阿うんの呼吸で成立している。
「あんたが、紹介したんやから、もし払わへんかったら、
あんたここで遊べへんし、みんなに言いふらすで」
みたいなプレッシャーがある。
つまり、噂で潰すわけだ(笑)
こうならないように紹介者は、十分に問題ない人だけ
紹介するって訳だ。
(逆には、お金をちゃんと払ってもらえる安心があるわけだから
舞妓達はは、相当なもてなしをする、そして、また、来たくなる場所に
されてしまい、不義理はできないとなる。)
今でもこの習慣は普通に京都の社会に息づいている。
(私は、京都出身なので、それが当たり前と思っていたが、
東京では、紹介の意味合いが違うことに驚いている。)
元々は、花街のものだったのが、
京都の経済にも広がったのだ。
しかし、これが広がりすぎて、
すこしでも、気に入らんかったら、 「一元さんお断り」を乱用する
方も珍しくはありません(笑)
たとえば、まだ、店が開いている時間なのに、
どこか自分の気に入らんことを訊いたら
ぷいって怒って、「すんまへんな、今日は 閉店どす」
って、追い返している光景を見たことがあります(爆笑)
どこが怒るツボかは、京都人の私にもわかりません。
なに怒ったはるんやろーーー?
って思います。
そういう時はそれ以上、触らないことですね。
くわばら くわばら ( ゚ ▽ ゚ ;)