見えない鎖

見えない鎖

逃げられない・・・あがなえない・・・従うだけ・・・

その身はなんの拘束もされずとも
快楽という呪縛に縛られ
自由を奪われることを自ら望む・・・

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むき出しの欲望をさらけ出した僕にとって、車という密着した空間で二人と顔をあわせるのは、苦痛なほどに気まずいものでした。
特にシュウさんに対しては、その気になって乱れてしまった自分を恥じました。


次にご主人様は、シュウさんに自分でするように命じました。
当初はさすがに断りをいれてきたシュウさんですが、僕の行為を見た後では逃げ場がないと悟ったのでしょう。
渋々、一人で始めました。

黙々と右手を動かすシュウさん。

沈黙の中を破るようにご主人様が言いました。
「大樹、何か言ってあげたら?」

彼への気まずさを押し殺し、僕は言葉をひねり出しました。
「……向けてて、立派なオ○○○ンで素敵です。」

「あっはは!そうよね、お前はホーケイの子ども○○○だから、うらやましいよね!」
返ってきた言葉は、屈辱的なものでしたがご主人様的に正解な発言だったようでホッとしました。

ただ、僕のコンプレックスを暴露する発言には顔から火が出るほどに恥ずかしさを感じました。
……と同時に、鎮火された僕の官能の炎が再び点火されたのでした。

(立派なオチ…………お口に欲しい……)

でもそんなことは、さすがに口に出せませんでした。
僕は憧れの「普通のモノ」を指をくわえて眺めてるしかありませんでした。


「じゃあ次、大樹しようか。」

僕はシュウさんと場所を入れ替り、ご主人様の隣に移動しました。

そして……

僕のそこは、先程の行為、それとシュウさんの須賀田に当てられて、先っぽに滑りを帯びていました。

滑りのよくなったそこに覆い被さった皮を、僕は前後にスライドさせました。
改めて見る自分の……。
直前に見たシュウさんのと、どうしても見比べてしまいます。

明らかに見劣りする僕の。
欠陥の目立つ大事なもの。

男として自信の持てない情けなさが、僕の官能をさらに囃し立てました。
早々に僕はまた、快楽の波間に溺れていくのでした。

「シュウ、大樹に何か言ってあげて。」

ご主人様のリクエストに彼は口を開きました。

「起たないんですか?」

すでに僕の興奮はMAXに高まっており、それは僕の身体に明らかな変化として表れていました。

でも彼の常識の中では、僕の今のサイズはその基準値に達していなかったのでしょう。

「…………これでも起ってます……」

僕は遠慮がちにシュウさんに返答しました。
彼は悪気はなかったんだと思います。
でも僕には男のプライドを踏みにじられた屈辱(=悦び)で胸がいっぱいでした。

そして続けて

「(そんなの)初めて見ました。」

勿論、悪気はないのでしょうが、10歳も年下の同性からの「見下されてる感」が、僕にさらなる歓喜の屈辱を与えたのでした。

これには、ご主人様も声を上げて笑いだしました。
「そうよね、大人なのにこんな○○○見ることないよねー。」

僕は返す言葉もなく、この屈辱的なご意見を楽しんでいました。
お二人の言葉を頭で何度も反復させながら、それをおかずに快楽を貪り続けました…………


わずか1~2時間程度のことでしたが、刺激的な体験にもうメロメロでした。

シュウさんを待合せした元の場所に送り届け、車を出しました。

「車で入れるところがあるから、そこに行こうか。」

すでにスイッチが入って正気を保たせるのが困難な状態です。
僕はご主人様の道案内に沿って車を走らせました。