自分にしか出来ない仕事を語る~事務職編 | 社労士顧問料0円への道

自分にしか出来ない仕事を語る~事務職編

先日、こういうお話になり、私も熱く語ってしまったので、その内容を書きます。


事務仕事、とくに毎日、毎週、毎月定期的に行うルーティンワークは、自分が明日病気になったり、けがをしたりしても大丈夫なようにしておくのが、本来の姿だと思います。

「自分にしか出来ない仕事」「自分にしかわからない仕事」は、事務職にはあってはいけないと思っています。


事務職員さんがお一人やお二人なら仕方ないこともあります。

(それでも業務フローを作成し、万が一に備える必要はあります)

しかし、数十人いらっしゃる職場でも、やっぱり『自分の仕事』として、決して他の方にはわからいように抱え込んでいる方がおられます。

そして、人事評価で、そのことを評価している評価者も中にはいます。

それは、むしろ、マイナス評価にする事項ですし、何よりご本人がソンをします。

もっと幅広い仕事をする機会を、自ら狭めてることになるんですから。。。


しかし、「自分にしか出来ない」「自分しか知らない」ことを手放す、というのは、とても勇気が要ることです。

他の方とノウハウを共有することで、 自分のプレミア感が無くなってしまうような感覚に陥るらしいです。


でも、実はここからが『仕事』なんだと思います。

自分のノウハウを業務フローやマニュアルにする、それは『自分の仕事が形になる』ということなんだと思います。

自分がやってきた事を惜しまずアウトプットして、きちんとデータに出来、それを理解し、実行する人がいる。

これが仕事ができるプレミアムな人なんだと思います。


その意識が無いうちは、例えば、新入社員などの後輩や部下などが現れると非常に脅威に感じ、ますます仕事を抱え込むという悪循環になり、事務の効率化を阻害し、人材も育ちません。

(私も十ウン年!?の事務職生活から、身をもって学んだことです。)


業務を一人で抱え込む従業員がいる!というのは、会社・組織にとって、非常にリスクがあることです。

このリスクに気付かないのは、経営者側、従業員側、双方にとって不幸です。

よほどの機密事項で、他の方と共有できな業務以外は、『業務ノウハウを共有し、周りに同じくらいできる人を作る』

このことを人事評価の項目に加えていただきたいです。。。


そして、その業務を終えた後のキャリアパスなどを伝え、自覚を促すことも必要になるかと思います。

(人により、新しい業務に抵抗感などを覚える方もおられるかと思いますが)


これを書きつつ、私たち社労士の業務のことも考えました。

一人で事務所をしていると、自分が何かあった時に、顧問先等にひどく迷惑をおかけすることになります。

場合によっては、給与が支払われなかったりなど。。。

さすがに他の事務所に、顧問先の会社の情報は教えられませんが、万が一の際にはご迷惑を最小限にできるよう、業務フローやマニュアルを作成しておくことは必要最低限だと思いました。