今から2年前に今住んでいるマンションに引っ越してきました
夫と死別をして約半年後です
何も考えれない日々と、49日後にもの凄い体調不良に襲われて
家の中で倒れたままになるのが怖くて力を振り絞り外に出ました
そんなことがあって、何十年も住んだ街だけど
たった一人の心細さに恐ろしくなり急遽義実家の近くに引っ越すことにしました
両親ももういなく、子供も居ないので、友達の近くという選択肢も微かに選択肢として考えたけど
もし友達を頼って近くに住んでも、その友達がいなくなったらまた一人になるだけ
思考が止まり何も考えれなかったので、何の不安も湧かなかったけど
その体調不良の時に味わった恐ろしさを免れる為だけに急遽引っ越しを決めました
なんの気力も湧かず、夫の友人や知人にお世話にもなりたくなく新居は誰にも教えたくなく、自力で動きました
その不動産屋さんで担当してくれた店長さんのお話です
淡々としていて髪型は坊ちゃんスタイル
無駄な会話は一切せず、笑顔もないけど真面目なその淡々とした対応が無気力の私にはとても嬉しかった
そして帰宅してからその店長さんが頭に思い浮かぶ
しかも頭に思い浮かぶ店長さんはガラッと違い
黒の革パンツ
しかも数人でバンド組んでギター🎸を弾いている
完全にロックだ
そんな姿が頭から離れない
なんでなんだろうか?数日間ずっとその映像が浮かんで消えない
2度目会った時も確かめたくもバカバカしいこんな話を聞けなかった
契約の日、淡々と契約書を交わし御礼を伝えて歩き始めたけど
確認したい 確認したい 知りたーい
数日間ずっとあの映像が消えなくて確かめたくて
そのモヤモヤがピークに達した私はぐるりと方向転換してしまった
すみません、ちょっとお伺いしても宜しいでしょうか?
店長さん「……」
私「あのぅ、店長さん音楽とかってやってらっしゃったりしていますか?」
店長さん「え、えっと実はギターとかは…」
私「あのぅ〜ジャンルはどのような?」
店長さん「あ、音楽と言っても実はロックでしてバンド組んで…」と、聞かれてる意図を探りながらの言葉に動揺してた
私は大満足な答え合わせに
「そ〜ですょね、多分ロックかなって思って😄
聞いてしまいました〜」と言った
その言葉と同時にそこにいた数人のスタッフが
一斉に振り返った
まるでオバケを見たかのようだった
私もびっくりだったょ
最近になって詳しい方に聞いたらそれはサイキックというらしいことを教えていただいた
その店長さんのオーラから読み取ったというような解釈だったょ
なぜその時にそれが読み取れたのか謎だけど
あの時は必死だったからこんな話も姉にしか言ってなかったけど今思うと面白い経験だった
なんかもっと自分に磨きをかけたら進化できるかなぁ
夫から
「いい気になるなょ」って言われそうだ