今日は朝6時半出発で友人のご実家に行ってきました
2年前に他界した友人Jちゃんのご実家です
すぐ伺いたかったのですが、コロナ禍もあり
ご実家は遠方でしたのでなかなか伺うことができませんでした
Jちゃんが亡くなる一年半前位から
「話があるの」そう度々言われていました
会わないと話せないこと?と何度か聞くも、毎回「どうしても話したいことがあるの」
その一点張りで、「いつ来てくれるの?」と、どんどんワガママな感じになっていた感に
私はJちゃんの状況や背景を思い遣って想像することさえもなかなかできず
コロナ禍での緊急事態宣言の中、そこまでして行く気持ちになれなかった自分がいました
いつ来るの?いつ来るの?と子供のように何度も語尾を強めて聞いてくる彼女に、なかなか優しくなれなくなっていたのかもしれません
亡くなってしまってからの後悔はとても大きいです
亡くなった後、Jちゃんの姉から連絡があり
「Jちゃんが亡くなって、今お骨にして母が自宅に連れてきたところです、スミレちゃんが一番仲良かった友達だったのでお知らせをしたく…」と聞かされ、本当にびっくりしてしまいました
私よりも近くで仲良くしてる友人がいるとも思っていたので、その言葉にもびっくりしてしまいました
今日初めて詳細を知り、納得と深い後悔が残りました
Jちゃんはここ10年程、血液透析を一日置きに受けていたそうです
そして12年間ドナー提供を待ち、この2年半前にやっと順番が回ってきて膵臓腎臓の同時移植を受けたそうです
そして3ヶ月、目覚めることなく旅立ったそうです
病気のことは本人の口から聞いたことがありません
少し浮腫んでいた時期もあったので、何かの副作用かなと思いJちゃんに聞いてみたけど、何でもないと言い切っていたので、それ以上は聞けませんでした
Jちゃんの状況を思い計ることができなかったこと、許してね
ドナー登録の順番が次が自分だとわかった時に
嬉しくて、もしかしたらそれを私に言いたかったのかな
たくさん辛い経験をしてきたのに一度だって弱音やどこかが痛いとか苦しいとか言葉に出したことなかったね
一番の友達だと言ってくれて本当にありがとう