捨ててしまえばいい。
そう、ただ捨ててしまえばいい。


何もできないのだから。
何の価値も見いだせないのだから。
何も生み出さないのだから。


必要ないと知りつつも
手放すこともできない。

どっちつかずな訳じゃない。
しみったれた甘えで手離せないだけ。


いいところなんて一つもないじゃないか。
手の届く範囲にあるものであること以外、
何一つないじゃないか。

早く捨ててしまおう。
自由になろう。

でも、そんな気持ちも萎えるほどに
どこかで拘っている。


どうでもいいから捨てたいと言いながら、
頭から離れないのだから
本当は何よりも無くすことを怖がっている。




と、いう妄想。
捨てられないものは、そっとしまっておくのがいい。
何気なく撮った写真を見せたくなった。

いつもの月が
君に見せる月となると、

いつもの月より
奇麗に見えるから困るんだ。

と、いう妄想。
何をしたくて何をしたくないかではなくて、
一番優先したいものは何かを考えた。
実は今、
とんでもなく間違った生き方をしているのかもしれない。

引き返すには遅すぎる?
遅すぎるって誰が決めたの?

まず、進む。
ってやってみてもいい。