松本潤主演大河「どうする家康」メインビジュアル公開 表情に込められた想いとは

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松本潤が主演を務める2023年1月8日放送スタートのNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)のメインビジュアルが公開された。

松本潤主演「どうする家康」

今作は、脚本家・古沢良太が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。松本が家康役を演じるほか、織田信長役に岡田准一、家康の妻である瀬名(築山殿)役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、武田信玄役に阿部寛ら豪華キャストが出演する。

「どうする家康」メインビジュアル公開

メインビジュアル完成にあたり、制作統括の磯智明チーフ・プロデューサーとデザイナーのGOO CHOKI PAR氏よりコメントが到着。

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なお、今作の番組WEBサイトは、11月27日あさ5時より始動している。(modelpress編集部)

制作統括 磯智明チーフ・プロデューサー コメント全文

松本潤さん演じる徳川家康が身に着けているのは、金荼美具足。この金色の鎧を今川義元から授かるあたりから、「どうする家康」は始まります。家康のお墓がある久能山東照宮(静岡市)の博物館には、金荼美具足の本物が飾られています。眩いばかりの美しさで、人質生活を送っていた家康にとっては分不相応なものようにも見えます。家康はこの鎧を重荷と感じ、これが似合うように鍛錬していくうちに、成長を遂げていったのかもしれません。

波乱含みの戦乱の世、厳しい試練を受け、逆境に立ち向かう、金色の鎧をまとう徳川家康の物語は、もうすでに動き出しています。放送開始まであとわずか。楽しみにお待ちください。

デザイン担当 GOO CHOKI PAR(ぐー・ちょき・ぱー)コメント全文

金色具足を身に纏い、ジッと前を見据えて佇む家康。甲冑の重み、武将の重圧、時代の濃度。足取りも重くなるような濃密な日々の中で、その眼には何を映し出しどのような時代を展望するのか。今回のメインビジュアルでは、「力」の時代において強さだけでなく、人間らしい優しさや弱さをはらんだ家康の心情をも表現したいと考えました。

そこで「たくさんの感情の波が渦巻きながらも時代の変動を大きく見渡すような、静かで深く、力強い佇まいと表情を作り出してほしい」という抽象的で難しいオーダーを松本さんに伝えたところ、完璧に表現してくださいました。東海版ビジュアルと連動し、「ブルー」の世界を今回のメインビジュアルでも更に拡張させています。

ブルーの世界で鈍く光る金色具足はとても魅力的で、美しい色彩の対比に魅了されながらの制作作業はとても幸せな時間でした。

「どうする家康」物語

貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。

ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。

1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる。

しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長。幼い頃、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。

どうする家康。この決断が、ピンチとガマンの連続、壮絶な家康の人生の幕開けだった。


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この金色の鎧 金荼美具足を今川義元から授かるあたりから、「どうする家康」は始まる……のかぁ!!
当時の自分には分不相応なもの……

この鎧はかなり重要な役割を果たすことになるんですね。
家康の心情を表すことにもなるのかもしれない。

"人質" の竹千代にこんな豪華絢爛な鎧を授けた今川義元の思いは?
気になるなぁ。
あー、早く見たい!!


久能山東照宮の博物館にはこの金荼美具足の本物が飾られてる……見に行きたいなぁ。

行って見てみないと分からない、存在感や空気感を味わってみたい。
百聞は一見にしかず ですから。