嵐の世界進出「Turning Up」の舞台裏、演出家としての松本潤の顔とは

「彼はワクワクしてる? それとも不安?」

2019年8月8日。ニューヨークでYouTube音楽部門総責任者Lyor Cohen氏と対面した松本潤。同氏からの質問に、松本は「楽しみしかない」と答えた。

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海外への挑戦

第10話「世界中に嵐を」では、松本がニューヨークのYouTube社を訪問、Lyor氏に握手で迎えられた。彼の元へはこれまでにカニエ・ウエストやジェイ・Z、ブルーノ・マーズなどが訪れたといい、日本からの訪問は松本が初だと歓迎ムードだった。

打ち合わせでは、ソファに深く座りどっしりと構えたLyor氏、その隣でやや前のめりで企画を語る松本。通訳の女性を介して、松本=嵐の思いが伝えられていった。

アメリカをはじめ世界で聞いてもらえる楽曲を、デビュー記念日である11月3日に配信したい意向を伝えた。Lyor氏は松本の言葉に重ねるようにして、YouTubeチャンネルの登録者数を聞いた。

未開設だと聞くと、大きめに息を吐きながら少し首を振り、早急に開設して登録者数を増やしておくよう促した。「開設と曲の発表が同時ではいけない」 YouTube側からすればスタートラインにも立っていない状況なのだ。

続けて、SpotifyやApple Musicと他のプラットフォーム全てで展開しなければならないとアドバイス。「全てを同時にやらないと」 Lyor氏は言葉に力を込めて、左右から手を胸の前へ持ってきてガチャンと合わせるジェスチャー。日本やアジア圏で圧倒的な人気を誇る嵐。これまでのスタイルを変えるタイミングがやってきた。


第11話「Turning Up」では、2019年11月3日にYouTubeで公開された「Turning Up」のMV撮影の裏側に密着している。楽曲制作のプロデューサー陣が、「J-POPと共に世界へ進出する」嵐の意志を汲み、日本語を交えた歌詞で構成された「Turning Up」が完成。


ここで印象的だったのが、松本のプロデューサーと演者の切り替えの早さ。屋外での撮影でのこと。ステージに嵐の5人、その下にはダンサーが数十名いてダンスシーンの撮影だった。予定していた楽曲と異なるバージョンが流れると、松本の表情が曇った。

ジェスチャーを交えてこれではないことを伝えると、女性スタッフが英語で指示出し。見かねた松本がステージを降り、スタッフの元へと駆け寄った。「(違うバージョンの曲を)かけないで」。表情は険しく、現場にピリッとした空気が流れた。その様子を壇上から見守る4人。ステージに戻ると、笑顔でシャキシャキ踊る松本。スイッチの切り替えが早い。

撮影二日目の夜。5人が乗る移動車でその話題になった。松本の指摘にダンサーたちがピリッとした空気を察して静かになったという。二宮和也は「僕らは耐性がある」、「通常の30%」と櫻井翔。なんら普通のことだとした上で、ダンサーたちから「DIVAがいる」と囁かれていたことを聞いて笑った松本。

「嫌いじゃないでしょ」と大野智相葉雅紀も「あの人が喋ったら黙んなきゃいけない(笑)」と楽しそうに話していた。いままでもこんな風に言葉を交わしてきたのだと、嵐の“普段の姿”に触れた気がした。

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ステージを動かそう…ムービングステージなど斬新な舞台演出の数々

7月29日放送の『関ジャム 完全燃SHOW』2時間スペシャル(テレビ朝日系)に松本がゲスト出演し、嵐のコンサート演出の裏側を語った。

番組で紹介されたファンの頭上を通過するムービングステージ、無線制御ペンライト(FreFlow)の他にも、2083インチの超特大LEDビジョンモニター(横幅51m×高さ12.6m)とライブ演出に沿って取り入れてきた舞台装置がある。

いまではジャニーズの他のグループでも採用されているムービングステージだが、2005年開催の「One」ツアーで、既存のステージ形状ではおもしろくないという理由から考えついたという。どんなアイデアでも最終的に「見ている人が面白いと思えるかどうか」で決定すると、一本筋が通っている。             

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ジャニー喜多川氏から脈々と受け継がれていく舞台演出のメソッド。単に技術的なものを導入して解決するのではなく、心をくぐらせ、妥協を許さない姿勢が多くのファンを惹きつけている理由の一つだろう。ステージでみせるとびきりの笑顔はほんのわずかな時間に過ぎず、舞台裏では果てしない準備、準備の連続なのだと気づかされた。

コンサートに向けての打ち合わせの様子はNetflix『ARASHI’s Diary -Voyage-』でこれまでも公開されている。日本トップクラスの動員数を誇るプロジェクトの舞台裏は、アイドルファンではなくても興味深く観られることだろう。プロジェクト全体から個々にフォーカスした回へと、観る順番を変えてみるとこれまでとは違った印象を受けるかもしれない。

2020年いっぱいで活動休止を発表した嵐。発表から2年の期間を設けたことは、レギュラー番組等の調整やすでに決定していた仕事の消化に当てるのかと思いきや、そんなことはなかった。時間が限られている上に、レギュラー番組をいくつも抱えた状態での挑戦。

Netflixの映像には休止を控えたグループとは思えない、前のめりな姿勢が映し出され、“活動休止”は、むしろ海外進出に向けた充電期間という印象すら受けた。

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凄いよね!
まとめて下さりありがとうございます!

今回のネトフリで明らかになったことだけど、20年、こうやって先頭切って頑張って来たんだよ!!

さらに、これはライブのこと。
バラエティーやドラマや映画でも、また違う松本潤がいる。

何人かいるの?ってほどで🤣

凄いね!…しか言葉がないです。