『嵐にしやがれ』“冠バラエティのベテラン”嵐がゆるく進化中 - テレビ解説者・木村隆志の週刊テレ贔屓(46) | マイナビニュース





テレビ解説者の木村隆志が、先週注目した“贔屓”のテレビ番組を紹介する「週刊テレ贔屓(びいき)」。第46回は、17日に放送された『嵐にしやがれ』(日本テレビ系、毎週土曜21:00~)をピックアップする。


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いまだ「ただのアイドルバラエティ」と揶揄(やゆ)する人もいるが、実際はどうなのか? 

タレント総合バラエティの肝である「タレントと企画のバランスは?」「マンネリはないのか?」も含め、3つのチェックポイントから検証していく。



つかみの笑いは、ゆるい手押し相撲

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今回のオープニングコーナーは、「そば好きの山田孝之をうどんでビックリさせよう」という「うどんデスマッチ」。しかし、その前に山田から「体幹が異常に強くて10年以上転んでないので、転ばせてほしい」とリクエストがあり、山田vs嵐の手押し相撲がはじまった。

嵐のメンバーはあっさり負けていくが、最後にふらついた山田が松本潤にハグする形で負けて終了。「お互い負けても悔しそうな顔をしない」というゆるい勝負をつかみにするあたりは、いかにも嵐の冠番組らしい。


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特筆すべきは、嵐の食レポ。

二宮和也は「うめえ、(香川県出身の)要潤ありがとう」、大野智はごぼう天をポテトフライのように食べ、櫻井翔は「ルーがサラサラしていて麺に絡む。(収録)3本目でもガンガンいけます」、松本潤は「味噌煮込みうどんって食べた記憶がないけど、麺が負けない感じで、バランスを計算して作ってるのがわかる」、相葉雅紀が「これは何なんだろう? 小麦の甘さがすごく伝わる。新しいな」と5者5様のコメントとリアクションで盛り上げた。


同コーナーは「番宣絡みのゲストばかり」と言われることもあるが、山田が「早押しボタンを押せることにドキドキしています。記憶にない」と語っていたように、バラエティへの出演が少ない俳優のキャスティングが多い。来週出演の黒木華を見てもわかるように、嵐とのかけ合いはレアであり、期待感がある。

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バラエティに不慣れな俳優が出たい番組

最後に、冒頭に挙げた3つのポイントを検証していく。

「ただのアイドルバラエティ」と揶揄する声に対する答えはノー。

嵐は約20年、十数本もの冠番組を経験してきた“テレビ業界における冠バラエティのベテラン”であり、その存在感は“ただのアイドル”を超えている。

実際、当番組もスタート当初こそ、「台本なしで収録に臨み、新鮮なリアクションがそのまま見どころとなる」という初級者仕様だったが、その後、彼らの力を踏まえた現在の構成にリニューアルした。

嵐のメンバーは、自らの強みである仲の良さ、ゆるさ、まじめさをベースにしながら、ツッコミ、ボケ、フォローなども各自きっちり。それぞれがアクションもリアクションもできるから、たとえば「デスマッチ」では5人全員がホスト役となってバラエティ慣れしていないゲストを盛り立てるなど、ゆるく、でも確実に、進化を遂げている。

また、「人気者になるほどロケ企画は減る」のがタレントの常であり、先輩アイドルたちにもその傾向があったが、嵐にはそれがない。「ロケができる=企画のバリエーションが広がる」だけに、それが「マンネリはないのか?」という問いの答えになる。

企画の変更をいとわないスタッフの柔軟性もあって、こちらの答えもノーと言っていいだろう。


ところが、「タレントと企画のバランスは?」という声に関しては、微妙なところがある。そもそも「世の中の何でもないことを嵐がスペシャルにする」というコンセプトが、企画よりも嵐のイメージを優先したタレント重視。「嵐と土曜の夜にゆるりとした時間を過ごす」というムードもあって、エッジの効いた企画は番組に合わないのだ。

嵐が現在の人気を保つ限り、タレント重視の方針は変える必要がなく、安定した視聴率をキープしていくのではないか。


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嵐は約20年、十数本もの冠番組を経験してきた“テレビ業界における冠バラエティのベテラン”であり、その存在感は“ただのアイドル”を超えている。……まさに!そうですよね!


「真夜中の嵐から」番組は変わっても、ゴールデンへ昇格してずっと日テレでのバラエティー番組が続いている、ってすごいことだと思います。


"ベテラン" 改めて気づかされました。

あまりに可愛いから忘れてた‼️🤣