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やや小粒な印象が否めなかった、2017年・上半期の日本映画。
数々の映画メディアで活躍し、Lmaga.jpの映画ブレーンである評論家 ── 春岡勇二、ミルクマン斉藤、田辺ユウキの3人が大阪市内某所に集結。お題は「ホントにおもしろかった映画はどれ?」。2017年・下半期公開の日本映画について語ってもらった。
「あれは、2017年のベストシーンやと思う」
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斉藤「そう、福本さん。むしろ『ナラタージュ』の方が絶妙で、ワンシーンごとになにかしらの計算と企みがあって、2017年の撮影監督は、福本さんに尽きると思う」
田辺「『火花』はカメラ全然止まんない。ずっと動いてる。映像自体がしゃべくり漫才みたいになってる。こっちが観たいものを瞬時にとらえてくれる」
春岡「呼吸が合ってんだよね。役者の芝居とカメラの呼吸が。『ナラタージュ』もそうだったけど、ちょっとぼや~っとした風景みたいなのを撮らせると抜群によかった」
田辺「なんか撮影でツッコミをいれてるみたいなんですね。要は、誰がなにをして、誰にツッコミ入れさせる、みたいな撮り方してて」
斉藤「やっぱり板尾監督が上手いんだと思う。今までの長編2作も面白かったけど、今回は初めて王道、しかも自家薬籠中の題材だしね」
──『日本アカデミー賞』では、福本さんはノミネートすらされてませんでしたよね。
斉藤「そこは『日本アカデミー賞』ですからね(笑)。どうでもいい」
田辺「僕は『ナラタージュ』のカメラとか、ちょっと度肝抜かれましたもん。あの、土下座とか」
斉藤「2017年のベストシーンやと思う」
田辺「市川実日子がスゴいんですよ。おそらく、映画とかほとんど観ない人でもあれ観たら、『あ、この人だけはヤバイ』ってわかるという(笑)」
斉藤「松本潤もよかった。完全に目が死んでるのに色気があって。有村架純、坂口健太郎らも、役者としてもっと評価されていいぐらい『ナラタージュ』は素晴らしかった」……………
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スッキリさっぱりして気持ちよい鼎談でした。
色々見方はあるのでしょうが………
うれしいなぁ😊