仕事を終え、片付けを抜けて
私のところに会いに来てくれました。
忙しい合間をぬって
赤ちゃんの火葬とかをネットで調べてくれたみたい。
かける言葉が見つからない。
ただ、残念だ。と落ち込んでいると言っていました。
こういうことがあると
もう一度妊娠を考えるのが恐い。とも言っていました。
順調だったから当然生まれるものと思っていた、と。
誰も悪くないから自分を責めるなよ、と1時間ほど滞在して帰宅しました。
私の病室の外には部屋番号がありません。
地図にも部屋の存在が書かれていません。
きっと訳有のお部屋。
ここに入る人はナースステーションにも行かなくていいと言われる人が入る部屋。
ここに誰かがいるとは誰も思わない、みんな知らないお部屋。
寝間着の色もブルー。
ひと目見てわかる。
不幸なお部屋。
今の気持ちとして、赤ちゃんを見ても悲しくはない。妊婦さんを見ても同じ。
それは私に子供がいるからだと思う。
ベッドに横になっていると
赤ちゃん誕生の歌がスピーカーから流れる
いいなー!よかったね!
と思う。
この子も産んであげたかったなとは思う。
下のこのとき
あんなに美味しかった食事が
何一つ感動しない。
こんなのいらないから生きてほしかったな、とか思ったりした。
食事を部屋に運んでくれるスタッフさん、うっかり間違えて、
おめでとうございます!
って持ってきてくれた。
とっさに、ありがとうございます
とか言ったけど
ちょっとグサッとくる。悪気はないから仕方ないけど、何もめでたくないな、と心で思った自分もいた。
この部屋に来るスタッフさんは基本無言か、気まずそうに早々去っていく。
赤ちゃんとか極力見せないようにしてくれてるみたい。
眠れなくてTVを見ていても消灯時間関係なくて注意もされず。面会も何時でも許可される部屋。
赤ちゃんにお手紙を書いた。
明るく送り出してあげたい。
泣きながら手紙を書き終えた。
明日棺に入れたいんだ。