発達障害の特集3日目です。
今日は発達障害の夫と暮らす妻の葛藤。
ASD自閉症スペクトラム障害に含まれる
アスペルガー症候群は
知的・言語の遅れなく軽症。
その多くは男性。
〈対人関係社会性の障害〉
・空気を読むのが苦手
・人の気持ちを考えるのが苦手、など
〈こだわりが強い〉
・限定された分野に興味
・自分のルールややり方、など
幼少期において自分に障害があると
気付いていない場合が多い。
大人になり
社会生活や夫婦生活で初めて
特徴が目立つ大人の発達障害。
そのため結婚してから
夫に違和感を感じる妻も多い。
〈アスペルガーの夫と暮らす妻の苦しみ〉
・夫と家庭での
コミュニケーションがうまくいかない。
・周りの人に理解されない。
・“カサンドラ症候群”と呼ばれるようになる
※医学的な病名ではない
例①52歳女性
・20年以上カサンドラと向き合ってきた
・夫とは職場で知り合う
・仕事でペアを組むと息がぴったり合った
・付き合って2年で結婚した
・一緒に暮らすようになってすぐに違和感を感じた
〈強いこだわり〉
・熱が出たら
36.4度に下がるまで仕事に行かない、など
〈対人関係〉
・昨日言った話を覚えていない、など
↓
アスペルガーの典型的な特徴
・結婚前には気が付かなかった
・結婚前は緊張感を持って付き合っているが
結婚後は気を許して基本的な症状が表れやすくなる
〈決定的な出来事〉
・持病の発作が出て救急車を呼んでほしいと頼んだ
・用事があるからと家を出て行った
↓ なぜ?
・本当に死にそうと思っていない
・大丈夫だと思った
・夫が理解できない
・周りに相談しても理解してもらえない
・孤独
・中学生の息子が発達障害と診断される
・家族で検査を受け夫(47歳の時)は
アスペルガーと診断された
・診断されて夫はホッとしたと言っていた
・自分なら夫を守れると思い上がっていたが
・妻がうつ病になった
・離婚することでカサンドラ症候群から抜け出した
例②カサンドラのセミナーを開催する57歳女性
・夫の発達障害に向き合ってきた
・長男が子供の頃発達障害と診断された
・遺伝を疑い検査を受けると
46歳の時にアスペルガー症候群と診断される
〈自己分析〉
・他人への興味はない
・感情表現が苦手
・笑顔の練習をしている
・子供の頃から違和感を感じていた
・整理ができない
・本来あるべき場所に戻すのが難しい
・収納という概念がない
・引き出しの中には何が入っているのかわからない
・見えないものはないのと一緒
・必要な資料などは壁に貼る
・想像力の欠如
・金銭概念にも影響
〈妻は〉
・夫が娘の大学進学費用数百万円を使い込んだ
・それをきっかけに別居、離婚を申し出た
〈夫は〉
・最優先は妻と暮らすこと
・こだわりを捨て妻の言うことを
全て受け入れると約束した
↓
・別居は解消したが約束が守られるか分からない
・ハッピーエンドではないのがカサンドラ
・離婚の選択肢を残している
〈同じ苦しみを持つ妻たちへ〉
・相手が変わる気持ちがなければ
自分を犠牲にしてはいけない
・離婚が自分を最優先する選択肢であれば
選択するべき
〈コメンテーター意見〉
対象である発達障害の人を
変えることができないのであれば
周りがアプローチを変えていく
ということになるが
それを積み重ねていくしかない。
あまり上手くまとめられませんでした。
アスペルガーの方と結婚すべきではない、とか
離婚すべき、とかではなくって
理解して上手く付き合っていければいいなって
そういう放送だったと思うんだけど
そういうまとめ方を出来ていないかもです。
ごめんなさい。
妻側からするととてもつらい。
でも自分の子供がアスペルガーだったら
配偶者として結婚してくれる方が現れたら。
それはとても有り難いと思うんだろうな。
そして苦労はかけると思うけど
一緒に生きていってもらいたい。
息子は今5ヶ月だけど
発達障害の可能性があるという病気なので
他人事という感じでは観れませんでした。