どうやら部屋の窓から雀が飛び込んだらしい。

換気に窓を開けていた時に迷いこんだようだ。


僕がベッドの中に居ると、どうも足元の下のほうでパタパタうるさい。


一瞬羽が見えたので、やっぱり雀だ。


 さあどうしたものか。
とっつかまえて放すのも可哀想だし、
いやそもそも部屋の中とはいえ飛び回る雀をとっつかまえる技術はないので、
何かの拍子に出て行くまでは窓を開けたまま過ごすしかなさそうだ。

外は今日も雪がチラつくほど寒い。下手に餌を与えて居着かれても困るので、日が昇り体が温まったら旅立っていただきたいものだ。


この客人はしかし、遠慮が無いというかシャイというか屋根裏の僕の寝室に隠れて姿を見せない。
こちらも寒いのでストーブなど点けていたが、さすがに寝るときは消すから大して暖かいわけではないし、窓を開けたままは余計冷えるので閉めた。

しばらく耳をすませていると、羽ばたきの音が小さくなって止まった。
というわけで、この小さな泊まり客は僕のベッドの下で先に寝てしまったようだ。


やれやれである。