窓拭きは筋トレである。
我が家には、一発で曇りの落ちる素敵グッズなどない。
ただひたすらに、ガラスクリーナーかクリームクレンザーで磨きをかける。

もう肩が上がらねえ。


キッチンは魔窟。

ガス台どけたら、黒く固まった油が出現した。


出でよ【重曹】…

お前の力を見せてくれっ…

ザバーフ。少し水をシュッシュ。ゴシッ

お?

ゴシッ、ゴシッ。


おお?
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ。

へへへへへ、へへへへへへへへへ。

水を吸った炭酸ナトリウムの大きな粒子が、油のベトベトとガンガン結びつき、絡めとっていくのがわかる。

ヌルヌルしていた、得体の知れないゲル状の油はあっという間に拭き取れる硬さになった。

そして、キッチンペーパーで拭き上げたそのとき。
地肌のステンレスが、何事もなかったように顔を見せた。

…やあ、久しぶり。






さて、弟が帰省してくるのだが部屋に布団がない。
そこで、まず布団とカバーを用意しなければならなくなる。

布団はなかなか上等なものが蔵に入ってた筈だからオーケーとして、問題はカバーだ。



…よし、明日無印かFrancfranc行こう。