10年ぶりに訪れた一泊2日の兵庫旅行、2日目は朝から福崎に向かった。

福崎は、町内のあちこちに妖怪ベンチを設置したことで話題になった。妖怪好きとして行かないわけにはいかない。

三ノ宮駅から電車を乗り継ぎ、朝9時頃、福崎駅に到着した。

駅前の観光案内所でレンタルサイクルを借りて、私は気合いを入れて妖怪ベンチ巡りに出発した。

出発しようとしてすぐ、駅前にあるパイプの中にカッパが現れた。このカッパは1時間に3回現れるらしい。

パイプのすぐ近くにアマビエのベンチがあったので、三脚を使って記念撮影をした。残念ながらカッパは戻った後だった。

福崎には町興しのため、計23ヶ所に妖怪ベンチが設置されている。

辻川山公園では、カッパが池の中から現れたり、小屋から逆さになった天狗が現れたり、カッパの頭のすべり台があったり、妖怪を堪能できる。

また、「遠野物語」で有名な柳田國男の生家や鈴森神社、福崎町立柳田國男•松岡家記念館も見学できる。

妖怪ベンチを巡り終えた後、レンタルサイクルを返して、私は姫路に向かった。

姫路駅を出ると、正面に姫路城が見える。私が向かったのは、「十二所神社」である。

「十二所神社」の敷地内にある「お菊神社」では、怪談「播州皿屋敷」で知られるお菊さんが祀られている。

お菊さんとは、お皿を一枚ずつ数え、1枚たりない〜と嘆くあの幽霊である。

私は10年前にも姫路を訪れているが、その時は姫路城を見学して、十二所神社には寄らずに帰ってしまった。

今回はしっかりと菊神社にお参りできた。

その後、私は「兵庫県立歴史博物館」に向かった。「兵庫県立歴史博物館」では、ちょうどこの時、「妖怪•幻獣づくし」という特別展が催されていた。

行かない理由がどこにある。

入館料を払って中に入ると、本当に妖怪づくしだった。特に2023年に発見された妖怪絵巻「筑前化物絵巻」を見れたのは感激である。

妖怪を堪能した私は、てくてく歩いて姫路城の敷地内を抜けて姫路駅に戻った。さすが世界遺産の姫路城、たくさんの外国人観光客が訪れていた。

姫路駅近くのフレッシュネスバーガーでゆっくり休んだ後、神戸駅に移動して、そこからてくてく歩いて新神戸駅に向かった。

新神戸駅でお土産をゆっくり選んで、時間を潰して、私は帰りの新幹線に乗った。10年ぶりの兵庫県ともお別れである。

今回はしっかりと前回の心残りを解消することができた。

旅を終え、そのまま宮原「旬鮮魚住」に行き、店長の厳ちゃんにお土産を渡してから、美味しい刺身と寿司を堪能した。

今回の旅で買ったお土産というと、初日に訪れた北野異人館の山手八番館で買った「サターンの椅子」のミニチュアである。

ちなみに、私が「サターンの椅子」に座ってお願いした事とは・・・・・・妖怪博士になれますように・・・・・・である。どうか叶いますように。