みつまめの「このレコード聴いてみた
」
「CHASING THE DRAGON」
JOHN WETTON
古今東西あまり関係なく、みつまめのお気に入りレコードを披露している 「このレコ!」、今回はこのバンドのアルバムです。
JOHN WETTON(1994)
Vo&B:ジョン・ウェットン
G:アンディ・スケルトン
Key:ジョン・ベック
Dr:ボブ・ダルトン

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この2月、<AISA(エイジア)>(→関連記事 「詠時感~時へのロマン」 「ALPHA」) が来日して大阪・横浜・赤坂とビルボードライブを計6公演行いました。1983年12月の日本武道館ライブを完全再現するという趣向だったそうです。
その1983年当時、ジョン・ウェットンは脱退しており、グレッグ・レイクがボーカル/ベース。のちに復帰しましたが、すでにエイジアは失速していて、1994年6月発売 「VOICE MAIL」 を機にソロに転じます。
本作 「CHASING THE DRAGON」 は1994年9月の来日時、大阪・東京公演をシューティングしたライブアルバムです。発売は1995年2月。ディスクに日本語で 「龍を追う」 と書かれているのはダサダサですが(笑)
バンドは同じイングランドのプログレバンド <IT BITES> のジョン・ベックとボブ・ダルトン。ギターは <KITE(カイト)> のアンディ・スケルトンです。ちなみに <IT BITES> のギター、ジョン・ミッチェルは現在のエイジアのメンバー。業界は狭いですな(笑)
全15曲69分。内容がエイジアのヒット曲中心なのは仕方ないでしょう。冒頭 『HEAT OF THE MOMENT』 が弾き語りなのはいささか物足りないですが、『DON’T CRY』 『ONLY TIME WILL TELL』 『OPEN YOUR EYES』 はフルバンドでエイジアさながらの演奏です。
在籍経験のある <KING CRIMSON> からは 『EASY MONEY』 『BOOK OF SATURDAY』(「LARK’S TONGUES IN ASPIC」) 『STARLESS』(「RED」)。<U.K.> からは 『RENDEZ-VOUS 6:02』(「DANGER MONEY」) 『IN THE DEAD OF NIGHT』 『THIRTY YEARS』(「U.K.」) を選曲。
そしてソロアルバムの 「VOICE MAIL」 からは 『CRIME OF PASSIN』 『HOLD ME NOW』 『BATTLE LINES』 の3曲。有名曲に比べてもクオリティがさほど落ちないのはさすがです。
ウェットンは2017年1月に67歳でお亡くなり。エイジアがジェフリー・ダウンズの持ち家として存続しても、キング・クリムゾンとU.K.のレパートリーは演奏するわけにいかないですから、本作はイギリス・プログレ界の名曲をまとめて聴けるおトクなライブ盤と言えましょう。
それでは最後に 「CHASING THE DRAGON」 から、ソロ曲 『CRIME OF PASSION』 をご紹介です![]()
