日本でメタルがダメな理由 | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
海外では若者でメタルが盛り上がっているのに、日本ではダメな理由。
 
日本人メタル・ファンは、80年代メタルを聴いて育った、メロディアス~メロディックなメロディを求めるハード・ポップ・ファンであり、ロックを求めるロック・ファンではありませんので、
メロスピ/メロパワ/メロデスやメロハー、ネオクラ、様式美等のマイナーなメロディック・メタル~ポップ・メタルを愛しており、
ロックである、海外で盛り上がっているメタルは聴けないからです。
 
だから、海外では若者を中心に、DISTURBED、GODSMACK、SLIPKNOT、STONE SOUR、LAMB OF GOD、AS I LAY DYING等で盛り上がっているのに、
日本では年配の人を中心に、いつまでもHELLOWEEN、YNGWIE MALMSTEEN、DRAGONFORCE、STEEL PANTHER、LORDI、WIG WAM、ANGRA、SONTA ARCTICA、CHILDREN OF BODOM、陰陽座、BON JOVI、MR.BIG、JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN等の80年代的価値観のバンドのままなわけです。
 
この日本独自の特殊な方向性はこれから先も変わらないでしょう。
なぜなら、ロックにこだわりのない日本人メタル・ファンのメロディアス~メロディックなメロディを求めるメロディ愛好家ハード・ポップ・ファンであるという基本的な嗜好は一生変わらないからです。
それに、日本人メタル・ファンはこのメロディック・メタル~ポップ・メタルを愛するメロディ至上主義の中高年の人達が中心であり、若者主導ではありませんから。