佐村河内、逆ギレでボロボロ(爆) | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 

佐村河内、謝罪会見なのに逆ギレ

 
佐村河内(さむらごうち)守が会見を開いた。
冒頭のみ謝罪したが、手話を見ないで発言したことを指摘されると瞬時に逆上。
さらに、同氏のゴーストライターをしていたと告白した作曲家新垣(にいがき)隆氏を「訴える」と宣言するなど、攻撃的なコメントを続けた。
 
 
 瞬間、佐村河内の表情が変わった。自分のしたことへの謝罪を求めた作家神山典士(こうやま・のりお)氏をギロリとにらみつけ、「どういうことですか? はあ? あなたに謝ればいいってことですか」と不快感を示した。
 言葉のキャッチボールは、佐村河内が正面にいる手話の通訳を見る間も置かず、通常のスピードで進んだ。間髪入れず神山氏から「まだ、手話通訳が終わっていませんよ。もう、目と目を見て話しましょう」と促されると、ムスッとして「ふざけたことはやめてください。科学的検査は出ているじゃないですか。もう、質問は結構です」と吐き捨てるように言った。
 
聴力についての質問が続くと、怒りを抑えきれないように言った。「どうしても違うことは違うと訴えたい。新垣さんが、私が普通に会話していたと言っていましたが、それはありません」。
 
 次第に口調も攻撃的になった。「(新垣氏は)曲のテープが出来上がった後、私が聴いて曲を直したこともあると言っていますが、1度もありません」。記者から「新垣さんがうそをついているのか?」と確認されると、「はい。新垣さんを名誉毀損(きそん)で訴えます」と宣言し、会場をどよめかせた。
 
 その後も、聴力に関する質問は続き、「質問の途中にもかかわらず、返事をしていますが」と指摘されると、うんざりした顔で「後から、ビデオで検証してください。私は手話通訳を見たタイミングで『はい』と答えているだけです」。これも強い口調だった。
 
 攻撃のやいばは、広島市内に住む妻の母にも向けられた。「曲の指示書の筆跡は娘のもの」「16年間音信不通」という義母の主張に対し、「うそ八百です。妻は義母を訴えると言っています」と言い放った。
 
 自身の聴力については「『感音性難聴』です。音は聞こえますが、耳の中で音がゆがんでしまう。手話通訳が必要です」と強調。「24歳くらいの時から左耳が聞こえにくくなって、1999年ごろには両耳がまったく聞こえないと感じました。ただ、3年ほど前から回復してきました」とこれまでの主張を繰り返した。新垣氏と話す時は、手話通訳を伴わず、口の動きを見て会話をする「口話」を行っていたと主張した。
 
 
 「謝罪会見」のはずが、結局は主張と反論を繰り返して終わった。言いたい放題の2時間40分。最後は、なおも質問を続けようする記者の発言を無視し、すっきりした表情で会場を後にした。
 

【記者の目】2時間35分もかけた割には、真実を話したのか疑問が残る

 騒動発覚から1カ月かかって、ようやく会見した佐村河内氏。どこまでが真実でどこからがウソなのか、誠意を持って語るのではと正直、期待していた。が、自分のしてきたことを具体的に反省することより、耳が依然として悪いことを強調したり、かつて盟友だった新垣氏に対する怒りと非難を繰り返すばかり。自分かわいさからか、開き直っているようにしか見えなかった。
 会見中「いま、手話を見ずに答えましたよね」と指摘された際にも「そういうふざけたこと(言い方)はやめてもらえますか」と気色ばみ、報道陣の間に失笑が広がった。2時間35分もかけた割には、果たして真実を話したのかという疑問ばかりが残った。「もう音楽家であることはありえない」と語ったが、うっかり信用できないのも残念だ。 
 
 

佐村河内 謝罪一転“反論会見”

 
佐村河内守が会見した。発覚後、初めて姿を現した佐村河内氏はトレードマークの長髪を切るなど大きくイメチェン。
代作していた作曲家の新垣隆氏や義母を名誉毀損(きそん)で訴える意向を示した。
再検査で「聴覚障害に該当しない」と診断されたことも明かし、障害者手帳は既に返納したことも認めた。
 
 別人のようだった。長髪は切られて七三分けになり、ヒゲがそられた顔はややぽっちゃり。サングラス、指や手首に巻かれていた包帯、つえも消えた。
 
佐村河内は新垣氏に謝罪せず、疑問や怒りの矛先を向け、提訴まで口にした。
謝罪会見は18年間“共犯関係”だったゴーストライターへの反論会見に変貌した。
 
 佐村河内は新垣氏が2月6日の会見や週刊誌上で「もうこんなことはやめましょうと何度も言った」と話したことを「ウソ。『新潮45』に私の批判記事が載ったときの1度きり」と否定。作曲依頼のギャラ交渉で提示に「う~ん」と2度首を横に振り、金額を2回つり上げるとようやく応じる様子を身ぶりを交えて説明し、金の亡者ぶりを強調した。
 
 作品を佐村河内が修正したという新垣氏のコメントを「一度もない」と否定し「新垣さんがウソをついている?」との問いに「はい。新垣さんを名誉毀損で訴えます」と明言。会場はどよめいた。
 
 新垣氏が会見で「(18年間)聞こえていたと思う」と話したことも、不快な表情で否定。「師匠の三善晃氏に代作がばれると恐れていたのになぜ」と、暴露に疑問を呈した。
 
 佐村河内は、取材に「電話にはいつも守が出る。ウソつき」と断じた義母に対しても「発言はウソ八百」と、妻が名誉毀損で提訴する意向を示した。「妻はゴーストライターの存在は知らなかった。妻からは『一番だまされていたのは私』としかられた」と強調。佐村河内が離婚を申し出ても拒否されたという。なお、妻と義母は1995年から絶縁しているという。
 
 曲の題材にされた東日本大震災の被災者や被爆地・広島への謝罪を求める声に、ふてくされるような態度も。154分に及んだ会見でも、汚名は払しょくできずに終わった。
 
 
 
 
 
長髪は切られて七三分けになり、ヒゲがそられた顔はぽっちゃり。
別人のようになり、もうどれが佐村河内だか分からず。
 
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