METALLICA サマソニ | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 
 
 
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Rockin’on ライヴ・レポ 3本
 


 
 
 
METALLICA
 
このバンドが常に時代を越えた普遍性を持ち続けていられるのは、どこかに意識されない前衛性があるからなのだ、と思った。昔の曲もたくさん演奏されたセットリストだからこそ、改めてそう思ったのかも知れない。
知性や実験性が支える前衛性ではなく、肉体と気合いが導き出す前衛性がメタリカにはあると強く思った。最強だった。
 
 


 
 
 
メタリカ!
 
ふたを開ければ2時間半近くの怒涛のフルセット。
しかも2回目のアンコールをさんざん引っ張った上に、演奏が終わってからも恐らく10分ぐらいメンバーが全員ステージに残って、ライヴの余韻に浸り、ファンとの交流を積極的にはかっていた。
それぐらいメタル・マスターズにとっても充実のライヴだったんだろう。

今となって有無を言わせないロック界の王者となったメタリカだけど、もとはただのぼんくらメタル少年たち。
金や名声など関係なく、ただ好きな音を鳴らしていただけ。
初期の曲が大半を占めた今日のライヴを観て、改めて彼らのその魅力を強く感じた。
セットにしたって、直前に出たリンキン・パークのそれと比べても、視聴覚スペクタクルはほぼ皆無で、階層のある立体的なステージだったとはいえ、かなりストイック。
基本、生身の演奏だけにすべてを賭けた、彼らのオールドスクールな鋼鉄魂がほとばしる最高のパフォーマンスだった。

個人的にも最初の4枚の曲には中学生のころの血がよみがえり、煮えたぎるので、相当興奮した。
昨日のローゼズもそうだけど、ティーンのときに染まった音楽の歌詞は絶対に忘れることがない。
最後にラーズが近いうちにまた来るからな、と言ってたけど、心待ちにしてます。(内田亮)
 
 


 
 
 
 
サマソニ、1日目ヘッドライナー、METALLICA!
 
何万回言われたかわからないが、
これぞヘヴィー、これぞメタル。
50歳の男達の生き様も歴史も力強さも優しさも、ヘヴィーメタルというスタイルの中に封じ込め、
それをステージから解き放つ。
その凄まじい威力。
かっこよかった。そして、
あまりにも感動的だった。