
マーク・サットンさんがジェームズ・ボンド役を務めたロンドン五輪開会式のパラシュート降下
ロンドン五輪ジェームズ・ボンド役のスカイダイバーが事故死
2012年のロンドンオリンピック開会式で『007』シリーズのジェームズ・ボンドにふんしたスカイダイバーのマーク・サットンさんが現地時間14日、スカイフライング中の事故で死去した。41歳。
The Sunなどによると、マークさんは滑空用のジャンプスーツであるウイングスーツを着用したスカイフライングの最中、フランスとの国境に程近いスイス・バレー州で山の尾根に墜落。その後、死亡が確認された。警察によると、墜落の原因はまだわかっていないという。
もともと英国陸軍の所属だったマークさんの名前を世界中に知らしめたのは、2012年7月に開催されたロンドンオリンピック開会式。同開会式では、ダニエル・クレイグふんするジェームズ・ボンドが英国女王エリザベス2世と共にオリンピックスタジアムの上空からパラシュートで降下するという演出が話題になったが、そのとき、実際にボンドとしてパラシュートで降下してきたのがマークさんだった。