南米王者、まさかの敗戦/クラブW杯 | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 
 
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Aミネイロがまさかの敗戦/クラブW杯

 
<トヨタ クラブW杯:ラジャ・カサブランカ3-1アトレチコ・ミネイロ
◇準決勝◇18日◇モロッコ
 
 ロナウジーニョ率いるアトレチコ・ミネイロ(ブラジル)が、開催国代表のラジャ・カサブランカ(モロッコ)に1-3で敗れた。
 
 前半6分にカウンターからまさかの先制を許したアトレチコ・ミネイロは同19分、ロナウジーニョがゴールやや左23メートル付近からのFKを直接決めて同点に追いついた。右足で蹴られたボールは壁を越えて綺麗にカーブし、右ポストに当たりながらもゴールに飛び込んだ。逆を突かれた相手GKは反応できなかった。
 だが同39分、DFレーベルがヤジョーリを倒したとしてPKを献上。これをメトワリに決められて勝ち越され、同ロスタイムにもカウンターから決定的な3点目を失った。
 
 21日の決勝は欧州王者のBミュンヘン(ドイツ)と、欧州・南米勢以外で初の進出となったラジャ・カサブランカの対戦となった。
 
 南米勢が決勝に進出できなかったのは10年にインテルナシオナル(ブラジル)がマゼンベ(コンゴ)に準決勝で敗れて以来。アトレチコ・ミネイロは3位決定戦で広州恒大(中国)と対戦する。
 
 

大波乱!開催国王者が南米王者を下す/クラブW杯

 
18日に行われたクラブ・ワールドカップ(W杯)第2試合、ラジャ・カサブランカ対アトレチコ・ミネイロの一戦は、3ー1でラジャ・カサブランカが勝利した。この結果、決勝戦のカードは、ラジャ・カサブランカ対Bミュンヘンに決まっている。
 
 開催国枠で参加しているモロッコ王者のラジャ・カサブランカは、これが初戦となる南米王者アトレチコ・ミネイロを相手に、ここまでの勢いを見せる。
 
 アトレチコ・ミネイロは前半、ジョーらに決定機があったものの、ラジャ・カサブランカがそれ以上のインパクトを残した。南米王者顔負けの技術を見せて、格上相手に互角以上の戦いを披露する。
 
 スコアが動いたのは後半に入ってから。51分、ラジャ・カサブランカが先制する。カウンターを仕掛けると、左で相手を引きつけたハフィディが中央へパス。ヤジョーリが決めて、まさかの展開になった。
 
 これでラジャ・カサブランカがさらに勢いづいたが、ロナウジーニョがこの雰囲気を壊す。64分、見事なFKを直接決めて、会場の雰囲気は一変した。
 
 しかし、ピッチ上のチームは引きずらなかった。追いつかれても気落ちしなかったラジャ・カサブランカは、ヤジョーリがペナルティーエリア内で転倒すると、主審はレーベルのファウルと判定。厳しい判定にも見えたが、ラジャ・カサブランカはこれでPKを獲得し、ムトゥアリが勝ち越し弾を決める。
 
 崖っぷちの南米王者は前に出たが、アディショナルタイムにはその隙をついたラジャ・カサブランカが3点目を挙げて試合終了。
 
 ラジャ・カサブランカが開催国枠で参加したクラブで初となる決勝進出を決めた。結果はサプライズだが、内容では十分に勝利に値する内容を見せただけに、21日の決勝戦も期待できそうだ。