ヴェッテル ダブルポイントを批判
ベッテル「最終戦だけポイント2倍なんてばかげてる」
セバスチャン・ヴェッテルは、2014年シーズンから最終戦のみに適用されるダブルポイントシステムを「ばかげている」と批判している。
F1戦略グループとコミッションが月曜日に承認した新しいシステムによると、来年の最終戦となるアブダビGPでは獲得ポイントが通常の2倍になり、例えば優勝ドライバーには50ポイント、2位には36ポイント、3位には30ポイントが与えられる。
しかし、今シーズン、ドライバーズチャンピオンシップで4連覇を達成したヴェッテルはこのシステムに不満を示しており、サッカーの試合を例に挙げて新しいルールの不条理を訴えている。
「ブンデスリーガの最終戦で突然、得点が2倍になることを想像してほしい」と、ヴェッテルはドイツのシュポルト・ビルトに語った。「ばかげた話だし、シーズンを通して努力してきた人たちに罰を与えるようなものだ。F1の伝統を尊重しているから、これらの新しいルールが理解できないよ」
この新しいポイントシステムを過去のシーズンに適用すると、2012年はヴェッテルではなくフェルナンド・アロンソがチャンピオンを獲得することになる。