
VAN HALEN
JUNE 24 - OSAKA
大阪公演
2013年6月24日(月)
大阪市中央体育館
曲と曲の間の静寂・間・沈黙が一切なく、ずっとテンションを持続させる絶え間ない連続技のステージ構成はお見事。
コーラス・ワークは安定しており、安心して聴いていられる。
エディのギターの腕は、35年前に見て驚嘆したときのままで、全く衰えておらず、今もなお世界最高峰。
ウルフのベースは堅実。安定感あり。アレックスの圧巻のドラム・セット、カッコイイ~
昔からアレックスのドラムってあまり評価されていないが私個人的にはすごく好き。
特にエディのギターとのグルーヴ感の相性が抜群にイイ。
デイヴのエンターテイメント性はやはり本物。楽しませてくれる。
丸くなった感じだが、カリスマ性はあり。
デイヴのヴォーカルはフェイクが多く、メロディラインもリズムのとり方も原曲と異なる場合あり。
でも、こういうタイプのヴォーカリストはこれでよい。
デイヴの日本語は早口なので何と言っているのか聞き取りにくい。
バンドのプレイは完璧。素晴らしい。
マイケル・アンソニーがいたほうがスペシャル感が強くなるが、プレイ面においてはウルフで何の問題も無い。
私は70年代ハード・ロック・バンドとしてのVAN HALENが好きなので80年代ポップな“JUMP”はあまり好きじゃないが、そう思っている人は少なそう。
聴けて一番嬉しかった曲は、「SOMEBODY GET ME A DOCTOR」「I’M THE ONE」
聴きたかったのは、「ATOMIC PUNK」「ON FIRE」「FEEL YOUR LOVE TONIGHT」
「JAMIE’S CRYIN’」「LIGHT UP THE SKY」
座席がスタンドのサイドの最上段近くだったためか、音のバランスが悪い。曲によっては何の曲なのか分かりにくかったり、曲のどの辺をプレイしているのか分かりにくかったり。
ドラムの音が引っ込んでいるため、リズムのメリハリが弱い。
ステージから遠いため、肉眼では小さくしか見えない上、スタンドのサイドからでは鉄柱もあり中央のスクリーンが5分の2くらいしか見えない。
観客は40歳代後半から50歳代前半の人達がほとんどで、大人しく静かに鑑賞している。
観客はみんな気持ち的には盛り上がっていたのかもしれないが、見ため上は盛り上がっていなかった。
スタンド席から見下ろすと、アリーナ席の観客のほとんどがじっと立っているだけで頭が微動だにしない。
ただでさえじっと立っててノリが悪いのに、写真/ビデオ撮影がOKということで、皆、じっと撮影していて、余計ノリが悪い。
とにもかくにも、エディは今なお世界No.1のギター・プレイヤーなので、間近で堪能したかった。
35年前にVAN HALENのライヴを見たときとの一番大きな違いは、マイケル・アンソニーがいなかったこと。
遠い記憶なので、細かい内容は覚えていないが、一緒に行った友達が飛んできたアレックスのスティックをゲットした。
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