暴動のメタリカ順延公演中止 | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 
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暴動に発展したメタリカのインド公演中止、
地元警察が主催者幹部4名を逮捕
 
10月28日にインドで開催が予定されていたメタリカのライヴが土壇場で中止となり、ファンがステージを襲う暴動となった事件をめぐって、オーガナイザー側の人間4名が詐欺の容疑で逮捕された。

ライヴは10月30日にニューデリーで開催されたF1グランプリをサポートするイヴェントとして開催され、グルガオン市のグルガオン・スタジアムで開催が予定されていたが、ステージ前のセキュリティ柵が開催前に壊れてしまったため、ライヴそのものが取りやめに追い込まれることになった。これに怒ったファンはステージを襲撃し、機材などの破壊を始める騒ぎとなった。

ライヴは29日に順延となることがいったんは発表されたが、新たな開催許認可の手続きが間に合わないことが判明し、あえなく中止となった。

その後、主催者側がチケットの返金を拒絶しているという苦情が報告されると、地元の警察が主催者であるDNAエンタテイメント・ネットワークの幹部4名を詐欺容疑で逮捕したことを発表したとBBCが伝えている。

メタリカ自身はオフィシャル・サイトで事件について次のように触れている。

「金曜日にバンドはコンサートの観客の安全性に関して、ショーを実行できるかできないかを左右する深刻な事態が生じていることを知らされた。俺たちの最優先事項にして最も重要なことは、いつだってファンであるみんなの安全なんだ」

「ライヴのプロモーターだったDNAと俺たちはステージ前のセキュリティ柵に補修不可能な欠陥があると判断し、そこでDNAは消極的ではあったけれども、ライヴを翌日土曜日まで延期することを発表した。ただ、残念なことにあまりにも差し迫った時点での変更だったため、プロモーターは土曜日開催に必要な許可を得ることができなかった」

その一方で、メタリカは30日にバンガロールで行われたライヴは無事に終えている。