
BLACK SABBATH
「ビル・ワード抜きでもレコーディングを続けていくしかない」
契約書に不満があり、このままではブラック・サバスのリユニオンに参加できないとの声明を出したビル・ワード。
それに対し、ブラック・サバスのメンバーがコメントを発表した。
トニー・アイオミ、オジー・オズボーン、ギーザー・バトラーの3人は以下のような声明を掲載した。
トニー・アイオミ、オジー・オズボーン、ギーザー・バトラーの3人は以下のような声明を掲載した。
「昨日Facebookを通じ、ビルが現行のブラック・サバスの計画へ参加するのを公然と拒否していると聞き、悲しく思った…。俺たちには、彼抜きでレコーディングを続けていくという選択しかない。扉はいつでも開いているが…。俺たちはまだトニーと一緒にUKにいる。ニュー・アルバムの曲を書き、レコーディングしている。波に乗っている…。ダウンロードで会おう!トニー、オジー、ギーザー」
ワードは前日、レコーディングやツアーに参加したいものの、いまの契約書には署名ができないと現在の複雑な心境をFacebookでぶちまけていた。
ワードは前日、レコーディングやツアーに参加したいものの、いまの契約書には署名ができないと現在の複雑な心境をFacebookでぶちまけていた。
ブラック・サバス、ビル・ウォードを除いた3人体制での活動続行を発表
ブラック・サバスのオリジナル・ラインナップ再結成をめぐって、契約条件を改善しなければ脱退も辞さないと先頃ドラムのビル・ウォードが宣言していたが、これに対してバンド側はビル抜きで活動を続けることを明らかにしている。
ビルは自身のフェイスブックのページで自分が同意できるような契約を用意してもらわない限り、アルバムの制作や夏のツアーからも離脱せざるをえないと明らかにしてきたが、バンド側はバンドのフェイスブックでビル抜きのオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーの3人体制でプロジェクトを続けていくことを発表している。
「昨日フェイスブックでビルが現時点のブラック・サバスの計画に参加することを公に拒否したことを知ってがっかりしてるよ。ビル抜きでやっていくしか選択はないけど、門戸はいつも開かれているということは言っておきたい」
さらに声明はバンドの現状について次のように報告している。「バンドは今もトニーとイギリスにいるよ。新作のソングライティングとレコーディングを重ねていて順調に運んでるところ……ダウンロードで会おう!」
ただ、トニーは先頃初期のがんにかかっていると診断され、治療のためバンドはレコーディングの場をロスアンジェルスからロンドンに移すことになった。一部の報道ではバンドはコーチェラ・フェスティヴァルへの出演オファーを辞退したとも言われていて、夏のツアーも不確定要素を今もはらんでいるが、上のコメントのとおり、6月10日のダウンロード・フェスへの出演は確実のようだ。
一方、ビルはバンドが1997年に再結成した時にも参加しなかったが、その翌年に再結成に合流することになった。2004年のオズフェスト・ツアーでの再結成の時にもビルは契約でバンドともめたが、最終的にはバンドと折り合いをつけることになった。
「あの最後のツアーの時に俺はもう二度と自分が承服できない契約には合意しないと決めたんだ」とビルは語っている。「俺は俺と俺の家族にちゃんと敬意を表してくれる契約がほしいんだよ。そもそもの最初から俺がブラック・サバスにもたらしたものをきちんと評価してくれる契約がね」。
さらにビルは自分の代役が呼ばれる可能性があることもすでに触れていた。「もし、俺が交代させられると、大好きなファンのみんなの意に沿えなくなるけど」とビルは断っている。「ブラック・サバスが当初言われてたようなオリジナル・ラインナップで再結成できなかったことを俺だけの責任にはしないでほしい。誰が悪いとかそういう話は抜きにすれば、俺のブラック・サバスへの忠誠心はまったく揺るぎないから」。
ビルは自身のフェイスブックのページで自分が同意できるような契約を用意してもらわない限り、アルバムの制作や夏のツアーからも離脱せざるをえないと明らかにしてきたが、バンド側はバンドのフェイスブックでビル抜きのオジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーの3人体制でプロジェクトを続けていくことを発表している。
「昨日フェイスブックでビルが現時点のブラック・サバスの計画に参加することを公に拒否したことを知ってがっかりしてるよ。ビル抜きでやっていくしか選択はないけど、門戸はいつも開かれているということは言っておきたい」
さらに声明はバンドの現状について次のように報告している。「バンドは今もトニーとイギリスにいるよ。新作のソングライティングとレコーディングを重ねていて順調に運んでるところ……ダウンロードで会おう!」
ただ、トニーは先頃初期のがんにかかっていると診断され、治療のためバンドはレコーディングの場をロスアンジェルスからロンドンに移すことになった。一部の報道ではバンドはコーチェラ・フェスティヴァルへの出演オファーを辞退したとも言われていて、夏のツアーも不確定要素を今もはらんでいるが、上のコメントのとおり、6月10日のダウンロード・フェスへの出演は確実のようだ。
一方、ビルはバンドが1997年に再結成した時にも参加しなかったが、その翌年に再結成に合流することになった。2004年のオズフェスト・ツアーでの再結成の時にもビルは契約でバンドともめたが、最終的にはバンドと折り合いをつけることになった。
「あの最後のツアーの時に俺はもう二度と自分が承服できない契約には合意しないと決めたんだ」とビルは語っている。「俺は俺と俺の家族にちゃんと敬意を表してくれる契約がほしいんだよ。そもそもの最初から俺がブラック・サバスにもたらしたものをきちんと評価してくれる契約がね」。
さらにビルは自分の代役が呼ばれる可能性があることもすでに触れていた。「もし、俺が交代させられると、大好きなファンのみんなの意に沿えなくなるけど」とビルは断っている。「ブラック・サバスが当初言われてたようなオリジナル・ラインナップで再結成できなかったことを俺だけの責任にはしないでほしい。誰が悪いとかそういう話は抜きにすれば、俺のブラック・サバスへの忠誠心はまったく揺るぎないから」。