ウェーバー 今シーズン限りでのF1離脱 | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 
 
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ウェーバー 今シーズン限りでのF1離脱を発表

レッドブルのマーク・ウェーバーは今シーズン限りでF1を離脱し、来年からポルシェのLMP1プログラムに参加することを発表した。事実上、ウェーバーは今シーズン限りでF1を引退することになる。
ウェーバーは12シーズンに参戦したF1でのキャリアに終止符を打ち、来年からポルシェとともに新たなモータースポーツキャリアに挑む。「ポルシェはマニュファクチャラーとしてレース史に名を残しているし、素晴らしいテクノロジーとトップレベルでのパフォーマンスの象徴なんだ」と、ウェーバーは語った。「F1後の新しい挑戦をとても楽しみにしている。ポルシェは間違いなく非常に高い目標を掲げるだろう。世界最速のスポーツカーのうちの1台をドライブするのが待ちきれないよ」
ウェーバーは2002年にミナルディとともにF1デビューを果たし、翌シーズンにジャガーに移籍した。同チームで2シーズンを過ごした後、2005年にウィリアムズに移籍。その後2007年シーズンからレッドブルに加入した。以降、彼は優勝9回を飾っている。
ウェーバーの離脱によりレッドブルのレースシートに空きが出るが、後任にはキミ・ライコネンの名前が挙がっており、トロロッソのジャン・エリック・ヴェルニュとダニエル・リチャルドも同チームへの昇格を狙っている。
 
 

ウェーバー 「離脱は個人的な計画」

 
今シーズン限りでのレッドブル離脱を発表したマーク・ウェーバーは、マレーシアGPでの「マルチ21」騒動が離脱の原因ではないと主張している。約3ヶ月前のマレーシアGPで、トップを走っていたウェーバーはチームオーダーを無視したセバスチャン・ヴェッテルにオーバーテイクされ、優勝を逃した。
「そうではない。個人的な計画があり、それに従っただけだよ」と、ウェーバーはレッドブル離脱の原因がセパンでの騒動と関係していないことを強調した。「今回の決定は次のチャプターになる。新しいプログラムに参加するタイミングは完璧だ。モータースポーツで最も有名なメーカーの1つと働くことは自分の将来にとってセンセーショナルな挑戦であり、チャンスだよ」
「今以上の仕事をチームに頼んだことは一度もないけれど、(レッドブルオーナーの)ディートリッヒ・マテシッツとはここ6〜8ヶ月間連絡を取り続けている。僕にとって彼は素晴らしい人物だよ。今後もレッドブルファミリーに残って協力を続け、レッドブルのアスリートたちを見守りながらサポートするつもりだ」
「これから参戦するカテゴリーを考えると、(F1に復帰する可能性は)ほとんどないだろう。あっという間についていけなくなるだろうからね」
 

レッドブル ウェーバー後任の決定を急がず

レッドブルは、今シーズン限りでチームを離脱するマーク・ウェーバーの後任について急いで決定するつもりはないと述べている。ウェーバーは来年からポルシェのLMP1プログラムに参加することを発表し、2014年シーズンに向けてレッドブルのレースシートが1つ空くことになった。
レッドブルのレースシートに関しては、セバスチャン・ヴェッテルが2015年まで契約を延長したことを2週間前に発表したばかりで、来年以降の彼のチームメイトが誰になるのか注目が集まっている。
今週初め、チーム代表のクリスチャン・ホーナーはロータスのキミ・ライコネンが「選択肢に入っていてもおかしくない」と述べ、かねてから噂されているライコネンのレッドブル加入を否定しなかった。また、姉妹チームのジャン・エリック・ヴェルニュとダニエル・リチャルドも候補の1人だ。
しかし、木曜日に発表された声明文の中でチームはウェーバーの後任について「シーズン終盤まで決断を下すつもりはない」と述べており、ヴェッテルの新しいチームメイトが明らかになるのは当分先になりそうだ。
「非常に厳しい決断を下す前にマークは長い間思案したと思う」と、ホーナーは語った。「彼のF1での成功は広範囲にわたっており、シーズンが終わるまでハードプッシュを続け、これまでの記録の上に更に積み重ねてくれることを確信している」
「我々はマークの決断を支持している。2007年以来、彼はチームに素晴らしいものをもたらしてくれた。彼の新しいキャリアが成功することを祈っている」
 
 
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