F1最終戦は劇的 | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

F1 ブラジルGP決勝 バトンが優勝、ヴェッテルが3連覇!!

2012年F1世界選手権第20戦ブラジルGP
 
ブラジルGP決勝が71周で争われ、ドライからウェットに変わる混乱のレースで予選2位のジェンソン・バトンが優勝を飾った。フェルナンド・アロンソが2位、フェリペ・マッサが3位、セバスチャン・ヴェッテルが6位となり、ヴェッテルが3連覇を達成した。ポールシッターのルイス・ハミルトンはリタイアに終わり、小林可夢偉は9位、引退レースとなったミハエル・シューマッハは7位となった。
 
これがF1で最後のレースとなったシューマッハは7位でレースを終え、メルセデスのコンストラクターズ5位死守に貢献した。
 
これで2012年シーズンの全てのレースが終了した。
F1はしばらく冬休みに突入する。
次戦のオーストラリアGPは、4ヶ月後の2013年3月17日に決勝レースが行われる。
 
 
 

アロンソ 「2回のリタイアでチャンピオンシップを失った」

フェルナンド・アロンソはブラジルGP決勝で2位に入ったものの、セバスチャン・ヴェッテルが6位に終わったことでタイトルを獲得することができなかった。アロンソは最後までタイトルを争った2012年シーズンについてキャリア最高の1年だと振り返ったが、同時にベルギーと日本でのリタイアによりタイトルを失ったと悔やんだ。
 
最終的に、アロンソはヴェッテルと3ポイント差で2012年シーズンを終えた。
 
 

ヴェッテル 「最も厳しいレースだった」

セバスチャン・ヴェッテルは、今週末のブラジルGPを最も厳しいレースだったと振り返った。スタート直後に他のクルマと接触して最後尾にポジションを落としたヴェッテルは、天候と路面コンディションがめまぐるしく変化する中でハードプッシュを続け、6位までポジションを上げて3連覇を達成した。
 
「信じられないレースだった」と、ヴェッテルは語った。「今日は自分たちが苦しむようなことばかり試したんだ!ターン4あたりで逆を向いた時は、はっきりした理由もないけれど最高の気分ではなかったよ!誰も僕にぶつからなかったからとてもラッキーだったね」
 
 

シューマッハ ドラマティックなレースを楽しむ

ブラジルGPを最後にF1から引退するミハエル・シューマッハは、キャリア最後のレースを楽しめたと語っている。シューマッハはレース序盤でパンクを喫したものの、セーフティーカーのアドバンテージを得て7位までポジションを挽回した。
 
セバスチャン・ヴェッテルにオーバーテイクを許したことについて、シューマッハは次のように語った。「彼は僕よりもずっと速かったし、ポイントがらみのことは知らなかった。だから彼を先に行かせたんだ。彼については誇りに思うよ。僕がここでリタイアする一方で彼は3回目のタイトルを獲得したから、彼がここから引き継いでくれるだろう。今後については非常にシンプルだよ。F1を最初に引退した時の生活に戻るんだ。まだそれほど寂しさはないね。まだ報告が残っているし、話し合うことが色々ある。でも、もうしばらくしたら身にしみるだろうね」
 

メルセデス シューマッハ7位でF1に別れ

メルセデスのミハエル・シューマッハは様々な出来事が起こったブラジルGP決勝で7位に入り、F1キャリア最後のレースをポイントで飾った。ニコ・ロズベルグはコースに落ちていたパーツを踏んでタイヤをパンクさせてしまい、大幅に順位を落とすもフロアにダメージを負ったことで挽回することができず、15位でレースを終えた。
ミハエル・シューマッハ(決勝7位)

「何てエキサイティングで慌ただしいグランプリなんだ!不思議なことに、今までのF1最後のレースは順位を下げさせるパンクから始まった。でも、決して諦めないのが常に僕の哲学なんだ。常にチャンスがあるから前に進み続けてそれが来た時に掴まなければならない。308レース前にスパ・フランコルシャンで初めて獲得した予選順位と同じ7位でF1キャリアを終える偶然の一致だから不思議だよ。それに、今日ナンバー7のクルマをドライブしたことやキャビネットに7つのワールドチャンピオンシップトロフィーがあることもね。3年連続でワールドタイトルを獲得したセバスチャン・ヴェッテルにはおめでとうと言いたい。セバスチャンのことを心から誇りに思うし、本当に彼にはわくわくさせられるよ。最初のラップで彼が変な方向を向いてトラックをブロックしていることに突然気づいたけれど、僕たちは2人ともレースで素晴らしい挽回を演じたんだ。彼のパフォーマンスはコツコツとやり続けなければならないことも示していた。このような難しいコンディションでさえも最後のF1レースは本当に楽しかったから、これまでにサポートしてくれたファンやチームにもう一度感謝したい。一緒に過ごした日々を心から楽しむことができたよ」
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
イメージ 2
ヴェッテルとシューマッハ