私が行ったのはKISSの日で、目当てはALICE IN CHAINSとGODSMACK。
観たのはTRIBE OF GYPSIESから。
観たのはTRIBE OF GYPSIESから。
●TRIBE OF GYPSIES
ハードなラテン・ロックという感じで、わかり易く言えば、SANTANAのハードロック版。ユニークです。
ハードなラテン・ロックという感じで、わかり易く言えば、SANTANAのハードロック版。ユニークです。
●PUSSYCAT DOLLS
女の子達が歌って踊るセクシー・ダンス・ポップ・ユニットで、だからそれがどーした?って感じ(笑)。この手のものには私はセクシュアリティーは全然感じません。え?音楽を聴けって?
女の子達が歌って踊るセクシー・ダンス・ポップ・ユニットで、だからそれがどーした?って感じ(笑)。この手のものには私はセクシュアリティーは全然感じません。え?音楽を聴けって?
●ALICE IN CHAINS
ジェリー・カントレルがキレまくってたのにもかかわらず、新ヴォーカリストは全然動じず終始落ち着いており、ヴォーカルも安定しておりGOOD!!
ジェリー・カントレルがキレまくってたのにもかかわらず、新ヴォーカリストは全然動じず終始落ち着いており、ヴォーカルも安定しておりGOOD!!
●セバスチャン・バック
ALICEで1曲歌いました。太ってましたね~(笑)。声は出ているものの、いかんせん、80年代的ヴォーカルで時代遅れの感が否めません。特に、いかにも80年代的なビブラートはいただけません。
VELVET REVOLVERのヴォーカリスト探しの際、80年代レトロと片付けられるのを恐れ、セバスチャン・バックと組まなかったスラッシュ達の気持ちがよく分かります。
ALICEで1曲歌いました。太ってましたね~(笑)。声は出ているものの、いかんせん、80年代的ヴォーカルで時代遅れの感が否めません。特に、いかにも80年代的なビブラートはいただけません。
VELVET REVOLVERのヴォーカリスト探しの際、80年代レトロと片付けられるのを恐れ、セバスチャン・バックと組まなかったスラッシュ達の気持ちがよく分かります。
●GODSMACK
魔法使いサリー最高~。強烈なヘヴィー・サウンドが炸裂。ヘヴィーロックは一般人的KISSファンには無理でしょう(笑)。
魔法使いサリー最高~。強烈なヘヴィー・サウンドが炸裂。ヘヴィーロックは一般人的KISSファンには無理でしょう(笑)。
●STEVE VAI
スティーヴ・ヴァイは、ギターが体の一部であるかのように自在に操っていて非常に上手いのですが、残念ながら、楽曲が面白くありません。ビリー・シーンやトニー・マカパインなど世界屈指の超一流が揃っているわけですが、音楽的に入っていけませんでした。
スティーヴ・ヴァイは、ギターが体の一部であるかのように自在に操っていて非常に上手いのですが、残念ながら、楽曲が面白くありません。ビリー・シーンやトニー・マカパインなど世界屈指の超一流が揃っているわけですが、音楽的に入っていけませんでした。
●PAUL RODGERS
FREE、BAD COMPANY、FIRM等の曲が大半を占めるわけですから、当然オリジナル・メンバーが演奏するわけではありません。つまりPAUL RODGERS本人による懐メロ・カラオケ大会みたいなものですから、特に何も感じませんでした。
FREE、BAD COMPANY、FIRM等の曲が大半を占めるわけですから、当然オリジナル・メンバーが演奏するわけではありません。つまりPAUL RODGERS本人による懐メロ・カラオケ大会みたいなものですから、特に何も感じませんでした。
●KISS
いつもの通り、お子様からお年寄りの方まで楽しめる、お約束のサーカス興行的エンターテイメント・ショーで、最早ロック的スリルはありません。売りは花火などの仕掛けの方で、本当は音楽でスリルを味あわせてもらいたいものです。
いつもの通り、お子様からお年寄りの方まで楽しめる、お約束のサーカス興行的エンターテイメント・ショーで、最早ロック的スリルはありません。売りは花火などの仕掛けの方で、本当は音楽でスリルを味あわせてもらいたいものです。
ウドーは当初、大人向けと若者向けの日に別けるつもりだったのではないでしょうか?
しかし、若者向け筆頭AUDIOSLAVEのキャンセルの後、大人向けが次々と導入され、結局、若者向けの大物はGODSMACKとALICE IN CHAINSだけという中途半端なラインナップになってしまいました。
この辺が、若者向けに徹底しているサマーソニックと大きく違うところです。
まあ、もっとも、KISSは普通の一般人向けショーであって、いわゆる若者向けとは全然違うので、若者向けの日のトリがKISSであったってのが、そもそも弱過ぎたのですが。
なぜなら、KISSファンは老若男女を問わず皆一様に古い感性の人達ですので、例外なく決まってPAUL RODGERS、STEVE VAI、セバスチャン・バックに反応するだけで、新しいものにはついていけないからです。
ALICE IN CHAINSとGODSMACKが観れたことは最高でしたが、こんな大人向けのラインナップの中ではなく、若者向けのラインナップの中で観たかった。
しかし、若者向け筆頭AUDIOSLAVEのキャンセルの後、大人向けが次々と導入され、結局、若者向けの大物はGODSMACKとALICE IN CHAINSだけという中途半端なラインナップになってしまいました。
この辺が、若者向けに徹底しているサマーソニックと大きく違うところです。
まあ、もっとも、KISSは普通の一般人向けショーであって、いわゆる若者向けとは全然違うので、若者向けの日のトリがKISSであったってのが、そもそも弱過ぎたのですが。
なぜなら、KISSファンは老若男女を問わず皆一様に古い感性の人達ですので、例外なく決まってPAUL RODGERS、STEVE VAI、セバスチャン・バックに反応するだけで、新しいものにはついていけないからです。
ALICE IN CHAINSとGODSMACKが観れたことは最高でしたが、こんな大人向けのラインナップの中ではなく、若者向けのラインナップの中で観たかった。
なぜウドーフェスが失敗したかは明白です。
「大人の夏フェス」を試みたわけですが、そもそも大人は夏の野外ロック・フェスには行きません。
この最初の取っ掛かりからして既に間違っていたわけです。
「大人の夏フェス」を試みたわけですが、そもそも大人は夏の野外ロック・フェスには行きません。
この最初の取っ掛かりからして既に間違っていたわけです。
ロック・ファンの層が厚く、裾野が広い海外のロック文化圏の国々と違って、日本はロック文化に根ざした国ではありませんので、大人達が野外ロック・フェスに集結するような土壌は日本にはありません。
夏の野外ロック・フェスで成功しているサマーソニックもフジロックも若者向けです。
夏の野外ロック・フェスで成功しているサマーソニックもフジロックも若者向けです。
しかもウド-フェスは、大人向けのレトロ&ノスタルジックなラインナップの中に若者向けを混ぜるという中途半端なことをしてしまいました。
ロックが文化として成立していない国、日本の大人のロック・ファンは保守的で昔のロックしか聴きませんから、
こんな、大人向けに若者向けを混ぜた中途半端なラインナップでは成功するわけがありません。
ロックが文化として成立していない国、日本の大人のロック・ファンは保守的で昔のロックしか聴きませんから、
こんな、大人向けに若者向けを混ぜた中途半端なラインナップでは成功するわけがありません。
何のライヴに感動するかは人それぞれですし、どんなライヴに感動するかも人それぞれですが、
その人にとって、視覚的にこいつ(ら)カッコイイと思わせる存在感、カリスマ性がある場合に限り、その人にわくわく感、ドキドキ感を与えるわけですね~
その人にとって、視覚的にこいつ(ら)カッコイイと思わせる存在感、カリスマ性がある場合に限り、その人にわくわく感、ドキドキ感を与えるわけですね~
ウドーフェスでは、私個人的にはALICE IN CHAINSとGODSMACKにオーラを感じましたが、私が昔から好きなポール・ロジャースにもスティーヴ・ヴァイにも今回は特別なオーラは感じさせてくれませんでした。
大好きな曲とかをいっぱいプレイしているのにもかかわらず何も感じなかったわけです。
自分でももの凄く意外でした。
今までこんな感覚は経験したことありませんでしたから。
これからはベテランのアーティストを見に行くのが怖いな~と思ってましたが、
STEVE VAIはあのファッションやヘアースタイルがダメだったのかも。
PAUL RODGERSは、ロック・バンド!!という感じがありませんでしたし。(このニュアンス、わかります?)
それが原因でしょう。
大好きな曲とかをいっぱいプレイしているのにもかかわらず何も感じなかったわけです。
自分でももの凄く意外でした。
今までこんな感覚は経験したことありませんでしたから。
これからはベテランのアーティストを見に行くのが怖いな~と思ってましたが、
STEVE VAIはあのファッションやヘアースタイルがダメだったのかも。
PAUL RODGERSは、ロック・バンド!!という感じがありませんでしたし。(このニュアンス、わかります?)
それが原因でしょう。
また、大掛かりなステージ・セットは、それ自体では何の感動も与えてくれません。
その大仕掛けが自分の好きな音楽と一体になって初めて凄いと感じるのです。
私の場合、KISSやIRON MAIDENの大仕掛けの舞台セットには何も感じないのに、AC/DCやPINK FLOYDの大掛かりな演出には感動するのはそのためです(笑)。
その大仕掛けが自分の好きな音楽と一体になって初めて凄いと感じるのです。
私の場合、KISSやIRON MAIDENの大仕掛けの舞台セットには何も感じないのに、AC/DCやPINK FLOYDの大掛かりな演出には感動するのはそのためです(笑)。