GUNS N’ROSES
CHINESE DEMOCRACY STORY
by 増田勇一 (抜粋・要約)
アクセルが思い描く“ガンズの理想像”を具現化しようとしたとき、他のメンバーたちを必要だとは感じなかった。
そのため、97年、アクセルはこのバンド名の所有権を法的に獲得した。
「これはガンズではない」と言われたときに、「いや、俺自身がガンズなんだ」と断言できるように。
これは、友人同士で会社を経営していたはずなのに、いきなり「今日から俺が社長だ」と言うやつが出現したのと同じ。
アクセルのこの行為が、人間として褒められたものではないことは間違いない。
そのため、97年、アクセルはこのバンド名の所有権を法的に獲得した。
「これはガンズではない」と言われたときに、「いや、俺自身がガンズなんだ」と断言できるように。
これは、友人同士で会社を経営していたはずなのに、いきなり「今日から俺が社長だ」と言うやつが出現したのと同じ。
アクセルのこの行為が、人間として褒められたものではないことは間違いない。
そして、アクセルの個人的な理想の追求をガンズ・アンド・ローゼズの名のもとで行ったものが「チャイニーズ・デモクラシー」
それは、俗に言う“バンド・サウンド”を必ずしも必要としない楽曲群。
そのため、「実にアクセルらしいアルバムだが、ガンズの作品とは呼び難い」といった批判が、今、世に溢れている。
それは、俗に言う“バンド・サウンド”を必ずしも必要としない楽曲群。
そのため、「実にアクセルらしいアルバムだが、ガンズの作品とは呼び難い」といった批判が、今、世に溢れている。
多くのファンの気持ちを代弁するかのような、モトリー・クルーのニッキー・シックスのコメント
「これは素晴らしいソロ作品だと思う。
だけどガンズ・アンド・ローゼズの作品である以上は、ここに“あのガンズ”が一緒であって欲しかった。
あのバンドを信じていた者としてはそう思う。
これは彼個人の作品であってガンズのアルバムではない。」
「これは素晴らしいソロ作品だと思う。
だけどガンズ・アンド・ローゼズの作品である以上は、ここに“あのガンズ”が一緒であって欲しかった。
あのバンドを信じていた者としてはそう思う。
これは彼個人の作品であってガンズのアルバムではない。」