
FOO FIGHTERS
デイヴ・グロールが
フー・ファイターズの活動休止を宣言
デイヴ・グロールがフー・ファイターズの活動休止を宣言している。
9月29日にニューヨークのセントラル・パークで開催されたグローバル・シティズン・フェスティヴァルに出演し「これで最後だよ」としばらくの活動休止をほのめかしたデイヴだが、バンドのフェイスブックのページに次のように活動休止宣言を掲載している。
9月29日にニューヨークのセントラル・パークで開催されたグローバル・シティズン・フェスティヴァルに出演し「これで最後だよ」としばらくの活動休止をほのめかしたデイヴだが、バンドのフェイスブックのページに次のように活動休止宣言を掲載している。
「みんなに
デイヴです。またとんでもない1年にしてくれて心の底からありがとうとみんなに感謝したくて書きたくなった次第(正確にいうと18度目の1年ということだね!)。みんなの支えなしには本当にこんなことやってこられなかったからね……
フー・ファイターズがここまでやってこられるとは俺もさすがに夢にも思ってなかったよ。正直言って、フー・ファイターズがここまでやれるんだとは俺も思ってなかったから。もうバンドもこれ以上は無理だなと思ったこともあったし。もうやめたいと思ったこともあったし。でも……このバンドを俺は諦めきれないんだよ。そして、これからも絶対に諦めない。どうしてかというと、これは俺にはただのバンドじゃないからなんだ。これは俺の人生なんだ。俺の家族でもある。俺の世界なんだ。
そう……というわけで、俺はマジで言ってたんだよ。今後、フー・ファイターズがいつまた音を鳴らすのかは本当にわからないんだ。こう言うと変な感じだけど、今はね、みんないったんここから離れるのがいいと思うんだ。これまでもそうやってきたから、ここまで俺たちはやってこられたんだよ。わかるかな? このバンドがいつだってあるという状態がないことが俺は一番嫌なんだ。だから、たまにはね……ちょっとガレージに片付けておいた方がいい時もあるんだよ。
だからって贅沢したり休暇にでかけたりするわけじゃないんだよ……これからしばらくは全精力を注いでサウンド・シティ・スタジオのドキュメンタリー映画とアルバムを仕上げて、近いうちに全世界でリリースしていきたいんだ。製作に1年かけてきて、俺にとっては最大にして最も重要なプロジェクトとなるかもしれないよ。だから、心してろよ……もうすぐだからな。
俺とテイラー、ネイト、パット、クリス、ラミ……全員でまたみんなとは必ず会えるよ。いつかね……
ありがとう、ありがとう、ありがとう……
rockin'on 中村明美の「ニューヨーク通信」 より
デイヴ・グロールがフー・ファイターズの活動休止を正式に発表(全文訳)
デイヴ・グロールがフー・ファイターズの活動休止を正式にフェイスブックで発表しました。
http://www.facebook.com/foofighters?fref=ts
それでこれが「バンドを止めるわけじゃないから」とはっきりと言っているんですが、どう考えても「これまでありがとう」と言っていて、限りなく「さようなら」に聞こえるんですけど(涙)。
バンドのスポークスパーソンも、MTVのインタビューで、「バンドが解散するわけでは絶対にありません」とはっきりと語っています……でも。
http://www.mtv.com/news/articles/1694754/foo-fighters-not-breaking-up-global-citizen.jhtml
本当にここでデイヴが語っている通り、「次にいつライブをすることになるのか分からない」ということなのだと思います。
というわけで、急いで全文訳してみます。
「やあ、みんな。
デイヴです。
とりあえず、心の底から今年もまた最高の1年(正確に言うと俺たちの18年目!)にしてくれて本当にどうもありがとう、と言わせてもらいたい。何もかも本当にみんなのおかげだ。俺たちだけでは何ひとつできなかったよ。
俺は、そもそもフー・ファイターズがここまでできるとすら思ったこともなかったんだ。正直、ここまで”できる”とは思ってなかった。このバンドは続かないと思った時期もあったし、もう辞めてしまいたいと思った時期もあったんだ。
だけど……このバンドを止めるなんてできなかった。そしてこれからも絶対にこのバンドを止めることはないよ。なぜなら、これは俺にとっては単なるバンドではなくて、俺の人生そのものだから。このバンドは俺の家族であり、そして俺の世界そのものなんだ。
それで……俺が言っていたことはマジなんだ。フー・ファイターズが次にいつライブをするのか分からないということ。こんなこと言うのもすごく変な感じではあるんだけど、でもしばらくの間はバンドから離れるというのは、メンバー全員にとってむしろ良いことだと思うんだ。そういう時期があるからこそ、俺たちはここまで続けてこれたんだと思うしね。意味分かるよね? 俺はこのバンドにもう”いたくない”なんて思いたくないんだ。だから、時々、しばらくの間は、バンドをガレージに入れておくのも良いことだと思うんだ……。
だからって、さっそく豪華な金の時計を買いに行ったり、バケーションを取るってわけではない……。俺は今は、全神経を”サウンド・シティ”のドキュメンタリーとそのアルバムの完成のために注いでいて、近い将来世界で公開をしたいと思っているから。制作には1年を費やしているし、俺にとって最もでかくて、重要なプロジェクトになると思うんだ。だから待ってろよ……絶対公開されるから!
俺と、テイラーと、ネイトと、パットと、クリスと、レミは……みんなときっとどこかで会うことになると思うよ……どこかでな……
ありがとう、ありがとう、ありがとう……
デイヴ」
photo by Kevin Mazur/WireImage
(*写真はデイヴがライブ中に「これが最後だ」と言った週末NYで行われたThe Global Citizen Festivalから)
http://www.facebook.com/foofighters?fref=ts
それでこれが「バンドを止めるわけじゃないから」とはっきりと言っているんですが、どう考えても「これまでありがとう」と言っていて、限りなく「さようなら」に聞こえるんですけど(涙)。
バンドのスポークスパーソンも、MTVのインタビューで、「バンドが解散するわけでは絶対にありません」とはっきりと語っています……でも。
http://www.mtv.com/news/articles/1694754/foo-fighters-not-breaking-up-global-citizen.jhtml
本当にここでデイヴが語っている通り、「次にいつライブをすることになるのか分からない」ということなのだと思います。
というわけで、急いで全文訳してみます。
「やあ、みんな。
デイヴです。
とりあえず、心の底から今年もまた最高の1年(正確に言うと俺たちの18年目!)にしてくれて本当にどうもありがとう、と言わせてもらいたい。何もかも本当にみんなのおかげだ。俺たちだけでは何ひとつできなかったよ。
俺は、そもそもフー・ファイターズがここまでできるとすら思ったこともなかったんだ。正直、ここまで”できる”とは思ってなかった。このバンドは続かないと思った時期もあったし、もう辞めてしまいたいと思った時期もあったんだ。
だけど……このバンドを止めるなんてできなかった。そしてこれからも絶対にこのバンドを止めることはないよ。なぜなら、これは俺にとっては単なるバンドではなくて、俺の人生そのものだから。このバンドは俺の家族であり、そして俺の世界そのものなんだ。
それで……俺が言っていたことはマジなんだ。フー・ファイターズが次にいつライブをするのか分からないということ。こんなこと言うのもすごく変な感じではあるんだけど、でもしばらくの間はバンドから離れるというのは、メンバー全員にとってむしろ良いことだと思うんだ。そういう時期があるからこそ、俺たちはここまで続けてこれたんだと思うしね。意味分かるよね? 俺はこのバンドにもう”いたくない”なんて思いたくないんだ。だから、時々、しばらくの間は、バンドをガレージに入れておくのも良いことだと思うんだ……。
だからって、さっそく豪華な金の時計を買いに行ったり、バケーションを取るってわけではない……。俺は今は、全神経を”サウンド・シティ”のドキュメンタリーとそのアルバムの完成のために注いでいて、近い将来世界で公開をしたいと思っているから。制作には1年を費やしているし、俺にとって最もでかくて、重要なプロジェクトになると思うんだ。だから待ってろよ……絶対公開されるから!
俺と、テイラーと、ネイトと、パットと、クリスと、レミは……みんなときっとどこかで会うことになると思うよ……どこかでな……
ありがとう、ありがとう、ありがとう……
デイヴ」
photo by Kevin Mazur/WireImage
(*写真はデイヴがライブ中に「これが最後だ」と言った週末NYで行われたThe Global Citizen Festivalから)