オジー「ビル・ウォードは再結成ツアーには太り過ぎだった」 | BIRKENHEAD ERKY 旧ブログ 2006~2013
 
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BLACK SABBATH
 
オジー・オズボーン、
ビル・ウォードは再結成ツアーには太り過ぎだったと語る
 
 
現在アメリカ・ツアー中のブラック・サバスだが、オジー・オズボーンは現在のオジー、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーのオリジナル・ラインナップ再結成にビル・ウォードが加わっていないのはビルが太り過ぎだからだと明らかにしている。

ブラック・サバスは2011年にオリジナル・ラインナップで再結成を発表し、ツアーと新作制作の予定を明らかにしていたが、この時点ではビルも加わることになっていたが、トニーがリンパ腺腫を発症していることが明らかになると、ビルとバンドとの条件が折り合わず、ビルが離脱したことも間もなくして発表された。その後、バンドはトニーの治療の合間を縫って最新作『13』の制作を続けることになった。これまでオジーやトニーはビルの演奏面で難があったことをほのめかしてきている。

ドラムにトミー・クルフェトスを加えたブラック・サバスは、先週末もニュージャージー公演を行っているが、オジーは『ニュー・ヨーク・デイリー・ニュース』紙に今後のビルの復帰の見込みについて次のように語っている。

「正直言って、今回のツアーはビルには無理だったと思うよ。あまりにも太りすぎてるからさ。ドラマーっていうのはいつでも屈強でなきゃだめなんだよ。でも、ビルはこれまでもう二度も心臓発作で倒れてるんだぜ。俺たちのせいで死んじゃったなんてごめんだよ」

ブラック・サバスのオリジナル・メンバーだったビルはオジーがバンドを去った後、1980年にバンドをアルコール癖のせいでクビになったが、80年代から90年代にかけてバンドに折に触れて参加していた。ただ、1997年のオジーを迎えての再結成の際には声がかからなかった。しかし、その後05年の解散までビルはブラック・サバスのドラムを務めることになった。なお、オジーは今回の再結成でのビルの起用を見送った理由について次のようにも語っていた。

「ビルの様子を見たら、俺たちがかつてどういうことをやっていたのかさっぱり思い出せないでいる状態だったんだよ。でも、そこをしっかり認めて『今回のライヴは俺の力じゃ足りないけど、なんかやりようはないかな? 俺ともうひとりドラマーをつけるとか? それから数曲だけ俺が参加するとか』って提案してくるようなこともなかったからね。それくらい気を遣ってくれればうまくいったはずなんだけどね」