
サマソニ東京1日目!灼熱のマリンステージを熱狂させたホルモン、BULLET FOR MY VALENTINE、FALL OUT BOY、LINKIN PARK、METALLICAのライヴ・レポートを公開!
37度を超える灼熱の天候の中での開催となった今年のSUMMER SONIC東京公演1日目。尋常ではない気温に包まれたこの日のMARINE STAGEを、さらなる熱狂の渦に巻き込んだ5組のライヴ・レポートを公開!
6年半ぶりの新作を引っ提げての出演となったマキシマム ザ ホルモンをはじめ、2005年のサマソニでは初来日を飾ったBULLET FOR MY VALENTINE、再始動後2度目の来日となるFALL OUT BOY、2006年では共にヘッドライナーを務めたLINKIN PARKとMETALLICAのステージをレポート!
6年半ぶりの新作を引っ提げての出演となったマキシマム ザ ホルモンをはじめ、2005年のサマソニでは初来日を飾ったBULLET FOR MY VALENTINE、再始動後2度目の来日となるFALL OUT BOY、2006年では共にヘッドライナーを務めたLINKIN PARKとMETALLICAのステージをレポート!
http://gekirock.com/program/resize_xy_max.php?file=/home/gekirock2/www/livereport/2013/08/summer_sonic_2013_0810/img/summer_sonic_2013_0810.jpg&x=135&y=90

LINKIN PARK
http://gekirock.com/livereport/2013/08/summer_sonic_2013_0810/img/summer_sonic_2013_lp.jpgだいぶ日も傾いてきた17時前、4年前のSUMMER SONICではヘッドライナーを務めたLINKIN PARK。彼らのステージを見ようと集まったオーディエンスで、アリーナもスタンドもほぼ満員だ。
1曲目はMike Shinoda(Vo/Gt/Key)のキレのあるラップと、Chester Bennington(Vo)のシャウトに息を飲む「A Place For My Head」。2人の気迫に溢れる声が重なることで生まれる緊張感はやはり半端じゃない。強靭なスクラッチに叙情的かつシリアスな音色の「Papercut」も、2人の声の持つ力に動けない。耳を劈く低音は体を縛り上げるように攻撃的だ。
Mikeがギターを弾きChesterがメイン・ヴォーカルを務める「Given Up」に続いて、Mikeがキーボードに徹する「New Divide」ではイントロから大歓声が湧く。Joe Hahn(DJ)がスクラッチとミックスで音を作り「With You」へ。Mikeのラップとドラムがリズムを刻み、そこに切り込むスクラッチが冷ややかだ。目の前に拳を突きつけられるような張り詰めた空気。このグルーヴがたまらなく心地よい。
一転してラウドな音像と繊細なリフやメロディの「Somewhere I Belong」は、オーディエンスに寄り添うように優しく響く。曲が終わり、Mikeがポケットからカンペを取り出し“サマーソニック ニ カエッテコレテ ウレシイ”と片言ながらに日本語でMCをすると、観客は嬉しそうに歓声を上げる。若干音が散っていたので筆者の場所からはMCが聞き取りづらかったのだが、モニターに大きく映し出された彼の笑顔と、カンペにたくさん書かれたアルファベットの羅列がとても嬉しかった。そしてやはり彼がギターを抱えてラップを刻む姿は、ミクスチャー・ロック世代の筆者としては(近年のバンドではあまり見られないのもあり)アガらずにいられないのだ。
1stアルバム収録曲「Points Of Authority」、「Waiting For The End」のやわらかさに若干眠りに誘われそうにもなる。「Breaking The Habit」「Castle Of Glass」「Leave Out All The Rest」とグッと聴かす曲が続き、気づくと辺りはだいぶ夕暮れに。照明も映える時間帯になり、より観客の熱気も上がる。「Lost In The Echo」、「Numb」などでオーディエンスを突き動かし、代表曲のひとつである「Faint」では最高潮のテンションに達した。
再びカンペを取り出したMikeが“キョウハ キテクレテ アリガトウ”と言い、ラストは「One Step Closer」。キラー・チューンの応酬、そしてデビューから13年という歴史、今もなお第一線で活躍する彼らの見せる景色はやはり特別なものだった。
1曲目はMike Shinoda(Vo/Gt/Key)のキレのあるラップと、Chester Bennington(Vo)のシャウトに息を飲む「A Place For My Head」。2人の気迫に溢れる声が重なることで生まれる緊張感はやはり半端じゃない。強靭なスクラッチに叙情的かつシリアスな音色の「Papercut」も、2人の声の持つ力に動けない。耳を劈く低音は体を縛り上げるように攻撃的だ。
Mikeがギターを弾きChesterがメイン・ヴォーカルを務める「Given Up」に続いて、Mikeがキーボードに徹する「New Divide」ではイントロから大歓声が湧く。Joe Hahn(DJ)がスクラッチとミックスで音を作り「With You」へ。Mikeのラップとドラムがリズムを刻み、そこに切り込むスクラッチが冷ややかだ。目の前に拳を突きつけられるような張り詰めた空気。このグルーヴがたまらなく心地よい。
一転してラウドな音像と繊細なリフやメロディの「Somewhere I Belong」は、オーディエンスに寄り添うように優しく響く。曲が終わり、Mikeがポケットからカンペを取り出し“サマーソニック ニ カエッテコレテ ウレシイ”と片言ながらに日本語でMCをすると、観客は嬉しそうに歓声を上げる。若干音が散っていたので筆者の場所からはMCが聞き取りづらかったのだが、モニターに大きく映し出された彼の笑顔と、カンペにたくさん書かれたアルファベットの羅列がとても嬉しかった。そしてやはり彼がギターを抱えてラップを刻む姿は、ミクスチャー・ロック世代の筆者としては(近年のバンドではあまり見られないのもあり)アガらずにいられないのだ。
1stアルバム収録曲「Points Of Authority」、「Waiting For The End」のやわらかさに若干眠りに誘われそうにもなる。「Breaking The Habit」「Castle Of Glass」「Leave Out All The Rest」とグッと聴かす曲が続き、気づくと辺りはだいぶ夕暮れに。照明も映える時間帯になり、より観客の熱気も上がる。「Lost In The Echo」、「Numb」などでオーディエンスを突き動かし、代表曲のひとつである「Faint」では最高潮のテンションに達した。
再びカンペを取り出したMikeが“キョウハ キテクレテ アリガトウ”と言い、ラストは「One Step Closer」。キラー・チューンの応酬、そしてデビューから13年という歴史、今もなお第一線で活躍する彼らの見せる景色はやはり特別なものだった。