今回の新潟旅行では
越後長野温泉の嵐渓荘に泊まりました。
燕三条駅から車で40分くらいの
山里にある一軒宿です。
渓流沿いのお庭もすばらしい
池には立派な錦鯉がいっぱい。
さすが新潟。
登録有形文化財にも指定されている緑風館は
昭和初期の料亭を移築した趣ある建物です。
こちらのお部屋もステキだったんだけど
古い料亭ゆえにトイレが外なんですね
ド近眼の私は夜中が不安で
新しい渓流沿いの部屋にしました。
(写真撮り忘れたー)
眺めよし、せせらぎの音も心地よし
冬はどんな景色になるんだろ
お湯も良かったです。
ちょうど空いていたので貸切風呂へ
水深130㎝の深湯。
塩分の強い冷鉱泉を加温したお湯は
ミネラル成分が豊富でお肌すべすべ。
飲むと昆布茶のような味がするんだって。
そしてこちらのお宿
なんといっても食事が最高
とくに山菜は
いろんな調理法で楽しませていただきました。
まさに山のめぐみ。春の味。
左奥から
コシアブラ胡桃あえ カタクリ中華風
野草酒(マタタビ、イカリソウ、ヤマモモ、アンニンゴのお酒のブレンド)
鮎せんべい(おいしすぎてお土産に買いました)
海老寿司 サーモンチーズ 浅葱特製味噌
アザミ油いため
ワラビのお浸しフキみぞれ
ゼンマイの一本煮と
枝豆は弥彦むすめ
八海サーモン蒸し
ヤマメ塩焼き
天ぷらは
コゴミ、フキノトウ、コシアブラ、山ウドの穂
車海老
この他にも鯉こくと牛肉の石焼、
ハマグリのお出汁の山菜鍋
というメイン級の3品があったのに
すっかり写真撮り忘れてしまった…
全部すごくすごくおいしかったのにー
とくに30年ぶりに食べた鯉こく…残念。
飲みすぎですな
日本酒おいしいんだもん
やはり淡麗辛口が好き
強くなくてもつい飲んでしまう
夏子の酒のモデルになった酒蔵さん。
五十嵐川は地元三条のお酒
そして新潟といえば麒麟山
ボトルがステキな大吟醸。
地元産コシヒカリの生姜ごはん
ジュンサイのお吸い物
源泉を練りこんだ塩ようかんと梅ゼリーで
ご馳走様でした。
朝食
車麩の煮物とか鮭の味噌漬け、
お豆腐もよかったけど
なんといっても
源泉で炊いた良い塩梅のお粥
たしかに昆布のような旨味があるね
この後もちろん白飯もいただきました
やっぱりごはんが主役よね〜〜
どのお料理も地味深く体にやさしい
そして洗練された味付けで
今まで泊まった旅館の中でも
3本指に入るくらいおいしかったです。
量も丁度良くて
翌朝全然苦しくなかったもんね笑
そしてなんといっても米の旨さよ
我が家は旅館をリピートすることは
あまりないのですが
こちらはぜひまた行きたいなー
とても魅力的なお宿さんでした。
お世話になりました