みなさんこんにちは!
「全ての人が自信に満ち溢れている世界を創る」をビジョンにスポーツメンタルコーチを目指すよしです

 


今回は

「量質転化の法則」

ということについて解説していきます

 

 

「量質転化の法則って何だろう?」と思った方もいるかもしれません

 

 

量質転化の法則とは量を積み重ねていくと質的な変化が起きるということを意味します

 

 

水は温度を上げてある一定以上の温度になると水蒸気になり

一方で温度が下がるとになります

 


つまり、量的な変化が大きくなると質が変化するということなんですね

 

 

例えば、あなたはコーチから「練習量より練習の質を上げろ」と言われたことってありませんか?

 

 

スキルを向上させるために質を上げることはやっていかなければならないのですが、最初から質を上げようとするとスキルの向上が遅くなってしまう可能性があるんですね

 

 

なぜなら、最初に量をこなさないと効率の良い練習方法が見えてこないからです

 

 

仕事でもスポーツでも自分が経験したことのないことで最初から効率の良いやり方なんてわからないですよね

 

 

ある程度量をこなしてこそ効率の良いやり方が見えてくるはずです

 

 

野球界では誰もが認めるイチローさんの言葉で有名な名言があります

僕を天才と言う人がいますが、僕自身はそうは思いません

毎日血の滲むような練習を繰り返してきたから今の僕があると思っています
僕は天才ではありません

天才と言われるイチローさんですが、影では血の滲むような努力をしているんですね



私が高校生の時にイチローさんについて講演した方がいるのですが

その人の話では
「イチローさんは高校時代毎日4時間しか睡眠していませんでした。誰よりもバットを振り、誰よりも練習し、そして誰よりも勉強していました。」

という話をしたことを今でも記憶しています

 

 

つまり、一刻も早くスキルを向上させたいと感じているのであればまずは量をこなすことが大切なんですね

 


しかし、この量質転化の法則には落とし穴があります


それは量をこなす方向性を間違えてしまうと質が上がらないということです


例えば、私は高校時代に筋力トレーニングをして身体を鍛えていました

 

 

筋トレをすることは成果が目に見えておもしろいと感じていたのですが

高校総体1ヶ月前に私は調子を崩してしまったんですね

 

 

当時は「それまでは調子が良かったのになんでシュートが入らなくなってしまったのだろうか」と悔しい思いを抱いていましたが

その原因が筋トレの仕方を間違っていたからだと後々気づきました

 

 

筋肉を付けるために筋力トレーニングをしていたのに器具の使い方を少し間違えただけでこんなにも調子が狂うのかと身をもって体感したんですね

 

 

他の例でいうと、みなさんは小学生の頃に授業で習字を習ったことがありますよね

 


その時に何も教えられず、習字道具だけ渡されたらどうでしょうか?

 

 

道具の使い方やどのようにして書くのかがわからずなんとなくで字を書きますよね

 

 

そうすると当然上手な字は書くことができません

 

 

普通であれば先生がいて、書き順や書く時のポイントを教えてくれたり

見本を配布してくれたりしてそれを元に字を書くと思います

 

 

つまり、量をこなす方向性を間違えてしまうとスキル向上に時間がかかり遠回りになってしまうということなんですね

 

 

ただがむしゃらに行動し続けるのではなく

「正しい努力をするための方向性を理解して行動量を増やす」ことを大切にする

 

 

これが本来の意味の「量質転化の法則」なのではないかと私は考えています

 

 

ですから、もしあなたが何か新しいことを始めたり

スキルを向上させたりしたいと思った時には

量質転化の法則を意識して取り組むようにしてみてください

 

 

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

【期間限定】
無料LINE登録で10個のプレゼント!🔽
https://lin.ee/oQHJeRg
✅試合前の緊張をほぐす7つの方法
✅スランプに陥る5つの原因
✅スランプを克服する5つの方法
✅スポーツにおけるスキルとメンタルの関係性
✅ダブルゴールを設定するメリット
✅努力は夢中に勝てない
✅フロー状態に入る3つの方法
✅メンタルが強い人の3つの特徴
✅【アンガーマネジメント】怒りをコントロールする技術
✅完璧主義の落とし穴とは?