軽い気持ちで「あんたの感想も聞かせてよ」って言ったら、丸一日かけてガッツリ書いてきた…
以下、旦那のブログ
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------旦那のブログ見れない人の為に転載--------
飼い主AとBが二人で応援している漫才協会。もっとみんなに知ってほしいし、所属芸人さんが漫才に集中できるくらいには売れてほしい!
そんな思いを込めて、先日行われた漫才新人大賞をご紹介。ナイツだけではなく、漫才協会の若手のことを、少しでも多くの人に知っていただければ嬉しいです。
漫才新人大賞とは

普段テレビでよく放送されるのは3~4分の短いネタですが、漫才新人大賞では1ネタ10分と長尺。勢いだけでは乗り切れない、しっかりとしたネタと話芸が必要になるんです。漫才協会の寄席でも、中堅以上は10~15分の持ち時間があります。笑わせるだけではなく、お客さんに楽しんでもらう。それが漫才協会の漫才なんです。
その漫才協会が主催する漫才新人大賞は「結成から20年以内のコンビ」が出場条件・・・そう、20年ではまだまだ新人という扱いなんです。浅草漫才協会には芸歴50年超えがたくさんいらっしゃいますので、20年ではまだまだ若いんです。平成30年度の漫才新人大賞には、58歳の出場者もいます。でも、漫才協会の中ではまだまだ若いんです!
この漫才新人大賞の客層はいつもの浅草よりも全然若いとはいえ、他のコンクールよりも年齢層はかなり高め。20代から80代の全員を楽しませるのが漫才協会の漫才師であり、それができるコンビこそが大賞を獲得できるのです!
平成30年度の新人大賞決勝には漫才協会期待の8組が出演しました。それぞれのコンビのご紹介とともに、誠に勝手な飼い主B的感想を述べさせていただきます!(新人大賞決勝の登場順でご紹介いたします。)
いち・もく・さん

2001年結成のいち・もく・さん。陽気な久保田さん(左)とデブキャラの江口さん(右)
軽快な掛け合いが見ていて楽しいコンビで、寄席でも安定して笑わせてくれるベテランですが、漫才新人大賞の決勝には今回はじめて進出。
今回の新人大賞いつもどおり小馴れたやり取りで、いち・もく・さんを知っている人から見ると目新しさはないけど、見ていてとても楽しい漫才。
これがチーム戦なら、観客も温まって、トップバッターとしていい仕事をしたとおもうけど、今日は賞レースなので本人的にはプラスが少なかったんじゃないかなぁ。
左利き

2012年結成の左利き。ふたりとも右利きなのに、コンビ名は左利き。ダッシュ三浦さん(左)の動きが不思議なくらいぎこちないのが特徴。
今回の新人大賞では左利き鉄板の童謡ネタ。老若男女問わずウケるネタで、浅草の寄席にはぴったり。何度も見てるネタだけど、やっぱり笑っちゃう。ただ、ネタのつなぎで流れがブッツリ途切れちゃうのが気になってしまい残念。ダッシュ三浦さん、もっと激しく動いたほうが見た目に楽しいと思ったんですけど、どうでしょう?
おせつときょうた

漫才協会に入会してまだ2年目、結成5年目のおせつときょうた。芸歴はそれぞれ10年以上。
漫才協会所属の芸人さんの中では最近目立ってのコンビで、着々とファンを増やしているとともに、多くのライブに参加して積極的に自ら売出し中。がんばっているのがわかるから、応援したくなるコンビです。
今回のネタは、しっかり構成を練り上げたネタでいろいろと伏線をはっており、客席からも「お~~」という声もちらほら。ただ、他の出演者のネタと比べて若く、荒々しい部分も目立ってちょっと落ち着かない。音楽を流してたけど、浅草寄席的には自ら演奏できたほうがモアベターだったかなぁ。向上心の高いお二人なので、いつの間にかウクレレ持って歌いだすかも!
新宿カウボーイ

独特のキャラクターで、一度見たら忘れられないかねきよさん(左)とそれをうまくいなす石沢さん(右)のコンビ。
2006年結成、漫才新人大賞の決勝にはすでに9回も進出して、まだ大賞を獲っていません。飼い主AとBはそんな新宿カウボーイが大好きです。
今回のネタは、いつもの鉄板コースかと思いきや、途中から新展開で「お?!」と思わせ、最後まで走り切る。でも、いつもの新宿カウボーイをしっているお客からすると目新しくて楽しいけど、初見のお客様はあんまり楽しめなかったんじゃないかなぁ。
でも、かねきよさんのコミカルマックスな小ネタと、石沢さんの斬新なツッコミはこれからも変わらず続けていってください。
ぼっけもん

2010年コンビ結成、2016年から3年連続での決勝進出。なかなか大賞を取れないけど、今年こそは!と頑張っています。
伊藤さん(右)のほぼ沖縄な訛りネタや野村さん(左)のイケメンネタをはさみつつ、鹿児島のご当地ネタを中心に進めていきます。伊藤さんの喋りと表情がとてもパワフルで、野村さんが作ったネタをテンポよく放り込んできます。ネタも年々進化していて、いつも見るのが楽しみな二人です。
今回の漫才新人大賞は、予選・決勝ともに野村さんにチケットを取り置きしていただきました。ほかにも若い女性の声が多かったのは野村さんの営業力なのかな。いまの漫才協会にはほとんどいない女子ウケする芸人さんなので、これからも頑張って欲しいです。
おちもり

2012年にコンビ結成。森さん(左)と越智さん(右)は、今回の決勝進出芸人の中で一番若い28歳と25歳。彼らは本当の意味での若手です。
ローテンションな森さんが、ハイテンションな越智さんへおかしな疑問を投げかけ、突っ込んでボケてを続けるうちにどんどんテンションが上っていき、最後は森さんと越智さんの二人が飛んだり跳ねたり大騒ぎ。先日解散したけいいちけいじの高級中華のやり取りみたいでもあるけど、おちもりならではの色があると思います。
ふたりとも、漫才を楽しみながらやっているのがわかるし、はじめはローテンションな森さんが最後は笑顔で帰っていくので、見ててとても楽しかったです。
2世代ターボ

2006年結成。58歳の河崎さん(左)と38歳の栗本さん(右)、20歳差のコンビってなかなかないですよね。結成当時は46歳と26歳、なぜ組もうと思ったのか不思議におもいますが、過去3回も漫才新人大賞の決勝に進出している実力派。さらに、河崎さんは芸歴30年という、ベテランの中のベテランと言ってもいい芸人さんで、同期は浅草キッドさんなど・・・やっぱり新人ではないのでは。この点は他の芸人さんからも常にイジられています。
そんな二世代ターボのネタは、河崎さんの年齢と風貌を活かした結婚式のスピーチネタ。河崎さんの喉の調子が良くなく、せっかくの決勝にもかかわらず今ひとつ乗り切れなかったように感じました。
キラーコンテンツ

2008年漫才協会入会。結成はいつだったんでしょうか。以前、JCOMの漫才大行進のトークゲスト出来たときに話していたと思うので、後で調べてみます。
キラーコンテンツは、メガネの長谷川さん(左)と歌のうまい和出さん(右)のコンビ。いつもは歌ネタや長谷川さんの「徳川家康」ネタですが、今回私は初めて見る「ルパン三世」というネタ。目新しいという理由もありますが、今回のネタは今まで以上に面白くて、キラーコンテンツが出てきたな!と感じました。
全8組のうち、アンカーという順番はちょっと不利で、観客はこれまでの7組で笑い疲れていることもあり、ネタの面白さの割には観客が乗り切れなかったように感じました。
大賞を獲ったのは・・・
今回の漫才新人大賞では、東京芸人のリーダー的存在である渡辺正行さん、元ハリガネロックのユウキロックさん、漫才協会からは青空球児会長などが審査員として参加。さらに、客席アンケートの結果も加味して大賞が選ばれます。
私は「おちもり」「ぼっけもん」に投票しました。ネタとしてこの二組が最も面白く、またこれからの漫才協会を盛り上げてくれると感じたからです。
審査結果が出るまでの間、前回の大賞を受賞したゴールドハンマー、漫才協会を引っ張るナイツの漫才で
そして、大賞は・・・
おちもり
なんと、今回の大賞を獲ったのは最年少のおちもり!
どこの事務所にも所属しておらず、フリーの漫才師として活動する彼らは、様々な記事にも書かれるように、お笑いが好きでバイトをしながら寄席やライブで漫才をしています。漫才が好きで、本気で楽しんでいるからこそ、その思いが客席にも届いたんだと感じました。
前回大賞を受賞したゴールドハンマーも、大賞取れなければ解散しようとまで考えていたそうですが、今回は前回受賞者として堂々とした漫才を見せてくれました。(僕はそれがすごく印象深かったです)おちもりも、今以上に楽しい漫才をし続けてほしいですね!
漫才協会のファンとして、彼らのような漫才が大好きな芸人さんが、少しでもお笑いからの収入が増えるように応援していきます!