合理的配慮

 

問題:壁の向こうで有名人のコンサートが繰り広げられています。小さな子供にも見えるようにするにはどうしたらいいでしょうか?

 

答え:それぞれの子に適した「台」を用意することです。

すなわち【それが合理的配慮】なのです。

 

ご家族ごとに悩みや苦労は違います。

 

発達障害は生まれつきみられる脳の働き方の違いによって、幼児のうちから行動

 

面や情緒面に特徴がある状態です。そのため親御さんが育児の悩みを抱えたり、

 

子供が生きづらさを感じたりすることがあります。ただ、そんなに焦らなくても

 

大丈夫です。

 

発達障害は治す必要はありません。

 

その子の気質ですから。その子の気質に応じてどういう風に教えていくか、こち

 

らが工夫することでだいぶ違ってきます。

 

では、どうすればよいのでしょか?・・・・

 

それは子供の主体性に目を向けてみることです。

 

例)子供が服を着る練習をするときを想像してみて下さい。

 

もしボタンがとめられなかったら止められるように練習するでしょう

 

しかし、子供の主体性に目を向けてみるとこの服を着たいと選べるようにするこ

 

との方がその子の人生を考えて大事だと気付くはずです。

 

好きな服なら自分で着れるよう親が教えなくても子どもは努力するはずです。

 

つまり、QOL(生活の質)を高めることの方が先なんです。

 

親御さんが焦らないで少しだけ角度を変えて子供と向き合うと今までと違うやり

 

方が見えてきてお互いストレスフリーでQOLを高めることが出来ますよ!

 

親や周囲の大人は、子供が参加したり、活動したりできるようになるためには、

 

どんな環境があったらいんだろうという視点で考えてあげることが大切です。