「子供(たち)による革命」を納得できる物語にしたいなら宇宙世紀より、アナザーガンダムが、
いいのかも。もっとも以前から見なしているように「史実」は宇宙世紀ものだけで、「アナザー」と、
∀(ターンエー)、レコンギスタは宇宙世紀の作家の創作物という体裁。私なら軌道エレベーターは、
実用できてもスペースコロニーが事業として失敗した「人類の世界」にしたく。
最初に発表され人類全体の事業となったシリンダー型の計画が、実際の建造で強度の弱さが判明し、
「スペースコロニーへの人類の移住」が否定された(宇宙世紀の人間にとっては)「もう一つの今」。
しかし宇宙移民は喫緊の課題ということで最初の有望な計画に軌道エレベーターを軸にした、
回転するコロニーの接続という計画があった。しかし余計な重量と技術者から否定されて却下。
地球を回る宇宙ステーションを拡張すればという意見は、社会を形成する規模になると重くなりすぎ、
より速い速度で地球を回る必要があると判明を。ならば宇宙船の生活がまだ実現可能で、建造は月と、
計算すれば出費は少額に出来ると分かり。でも技術の開放もシリンダー型のコロニーほどの人数を、
「移住」させるには時間が短すぎ。過激派に利用される余地が生まれるが、逆に過激派を利用…。
軌道エレベーターを占拠した集団が要求したのは月での宇宙船建造の中止。代わりに提案したのが、
小惑星への移住で。論より証拠と大小さまざまなエンジンを付けた小惑星が軌道エレベータを取り巻く。
初めは「鉄砲玉」が、次はもの好き、三番手はファンと徐々に小惑星移住計画は進展していくが、
もともと主導した偽の過激派は最初から権力の放棄を宣言。
一個に収容できるのは最大でも百人単位なので、国家の生成を予防でき、権力の発生を防げると、
想定され。しかし交易ができると分かると「完全な」自由主義経済なので、速やかに富の偏在が生じる。
しかも工作用のロボットを収奪に利用する勢力が出てきて、貧弱な地球政府が仲介する事態に。しかし、決裂した結果、再び戦端が開かれそうになった時が、白いモビルスーツの出番ということ。
以下、子供騙しの作戦をさまざま物語りたいけど、私自身が納得できるかという疑問を持ち。でも、
以下の主張になるはず。
無関心と二重思考が
未来をしめ殺そうとする
す音
無関心と二重思考が
過去のツケを踏み倒す
作詞 平沢裕一
作曲 平沢進
[4061children gundam.txt]