私が本気で思うのは、民主党はようやく復活の切っ掛けを掴めたということ。私は当初から、
海江田氏の代表に疑問を持っておりました。でも私の表明は実際の運営を見てからと思い、
最初の認識が合っていたと認識しても民主党批判になるからと、代表批判は控えた次第。で、
(民主党にとって)晴れて落選してくれたので、今日は存分に海江田万里批判を。
といってもNHKの選挙戦の特番の一部を観る限り、良き父親であることは推察でき。だが、
家族思いの一市民と上手な組織運営は、別の能力だったらしく。アベノミクス批判も、
(自分で言うけど)民主党が必要と思っている奇特なファンなら納得するけど、
民主党政権の失敗の記憶がある大衆には「対案を出せ」と言われることに。
つまり経済を語ると政権に負けてしまうわけで、ならば経済を越える問題、人権とか、
人類の未来を語れば良かったと考える。といっても特定秘密法案の議論でも、せいぜいが、
言論の自由と「戦争ができる国」が問題になったと記憶し。私なら「戦争ができる国」に、
なった時の日本人の想定される心理を語るはず。「恐怖」には「恐怖」で応酬という意味。
つまり「他者」を怖がるか「未来」を怖がるかの問題で、私自身は中国と韓国への批判は、
「私たち日本人の自慰」という認識であり。今では私も両国の当時のまずさも知っているけど、
だからこそ日本を恨むのも理解できるところ。米国の庇護があっての日本の発展とも思うから。
なので日中の武力衝突を最悪の事態と捉え、民主党は善隣外交を主張すべきだったはずで。
でも有権者に理解させ納得してもらうためには選挙戦以外での発言が重要で、海江田代表は、
日本の経済問題だけを言及。多分「民主党」と名づけた意味、民主主義の大事さについて、
代表の理解欠けていたと考えられるのですね。だから未経験の議員の代表を、私は望む。
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