実は日坂水柯の『数学ガール』マンガ版を読み終えているのですが、経緯付きの書評の前に、
ちょっとした数学の問題を思いつきました。私自身は小説版ですでに、

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という値が続く数列が、二次方程式に関係することは推測を。というのも、

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イメージ 18イメージ 2という二次方程式の解の公式を、露骨に想像さ  せたから

イメージ 3のaとbにそれぞれ代入すると以下の通り。

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解の公式で検算すると、イメージ 7

ミルカさんはイメージ 8とおき、イメージ 10を計算する。

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さらにイメージ 12を出す。

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つまりさらに掛けるイメージ 14は、イメージ 15に戻ることに。

 だからイメージ 16(ただしn=1,2、3…)は、イメージ 17のときに三つの値だけをとることが明かされた形。私も最初に読んだときは意味不明だったけど、ミルカさんは以上の値を方程式の解という解釈を避け、複素平面に図示。マンガを参照し、理解して納得。