原発の賛否を国民投票で決しようとする宮台にしても、番組を聴けば明らかに原発反対派。私は、
宮台の意見に近いが、原発問題の具体例を指摘することは「国民投票は脱原発のため」と理解でき。
ならば権力を持っている原発賛成(推進)派の理解は得られず。宮台も原発震災以降、
原発について勉強したはずだから、トリウム原発を知っているはずであり。

 なので本編は以上で切り上げ、今日の議題は「DigTagニュースガテン系・DJ神保くんが行く」から。
劇場公開を見逃した『フードインク』を扱っていましたが、改めてDVDを買わなければと、
思い直し。私に知る義務があるとともに、食の問題で経済をまわすために。聴いての通り、
問題は二つですが、今日取り上げるのは「歩けないほど食べさせる鶏」の方。

「絵」を想像した私は「醜悪」と把握したけど、「本当に問題か?」と検討する。真っ先の推察は、
運動せずに大きくなるから「肉」は脂肪ばかりで筋肉がないこと。さらに体力を使わないから、
免疫が低下しないとも推察。身体を動かすことは健康にいいと言われますが、疲労は本来、
身体の抵抗を弱くする状況なのですね。だから病人に(無理な)運動は禁物というもの。

 一方で健康なら「適度な」運動が必要と言われるのは、就眠と食事による回復が言外の前提に、
なっているからと定義を。対して「歩けない鶏」を検討すると、免疫力がいい加減でいいと推測され。
というのも「体力を消耗する手段」を持たないので、歩けるように飼育すれば簡単にへたる個体も、
出荷まで生かすことが出来ると私は考え。

 動かないから鳥インフルエンザ罹ったときのような大規模な処分は必要なく、食の資源の節約に、
貢献できればいいことだらけ。しかし「歩けるように飼育すれば簡単にへたる個体」が、
最近やウィルスに犯された結果と仮定しても? 問題は免疫が弱いだけと仮定しても、
体力が消耗しないと罹患個体と区別が付かない点。

 つまり「歩けない鶏」を気持ち悪いと思い、健康な動物の肉を食べたいという欲は、
生き残ってきた生物として「当然」という仮説へ。



ツイッター:大塩高志
[2557food ink.txt]