ソフトボールの試合でバッターボックスに立つ南ちゃんが振り向いた先に、ベンチで見守る、
タッちゃんがいるという夢を見ました。和也が死んだ後だけど、野球でないのに疑問を持たなく。が、
もちろん自分が達也ではないし実写映画でもなく、アニメ映画の一場面として。覚えているのは、
目が覚めたからで、午前三時頃だったはず。覚めてふいに、映画の原則を思いついた次第。
「映像の原則」は映画でもテレビでも、マンガでも適用できる物。しかし時間が限られる映画は、
経緯ではなく因果関係が重要と思いついたのですね。ましてマンガやテレビシリーズの再話の場合、
ファンにとっては「驚き」や「お楽しみ」がないと観る価値はなくなり。なら和也の死の直後に、
南ちゃんの新体操、市民体育館での場面を繋ぐのが効果あると思いつき。
夢オチになる和也での地区予選優勝、鉄橋での南ちゃんの号泣に繋げれば、悲しみを持って、
新体操を始めたと解釈してもらえる。リボンでも振っているあいだに入部の経緯を説明すれば、
要する時間も最小限で済む。しかし達也の野球部入部の後だから、ボクシング部から移ったと示し、
経緯を回想で説明する必要。格好の場面は明青に迎えての練習試合かと。
とすると孝太郎との交流よりも、引き抜いてきた黒木との会話が必要に。しかし「花の首飾り」は、
上杉和也を思い出させる道具なので、試合終了後に回想として挿入を。ランニングホームランで、
帰った途端に倒れたあと、目覚めるのは南の膝枕。勝ったことを確認して着替えのために開けた、
ロッカーの花の首飾りを指摘され、回想場面へ。だから孝太郎に最初に殴られる場面は削除。
替わりに和也と一緒に写った写真を横取りして殴られるまでを、回想場面。しかし、
「さよなら、タッちゃん」
で終えると、達也の危惧の南への告白が必要と推察。回想から戻った時点を練習試合の夜ではなく、
以前考えたとおり囲み記事で報道された夜にすれば、改めて達也、南ちゃん、和也の関係を、
映画のなかで定義できる見込み。思いつく以前は和也の死以後は三十分と推測していたけど、
以上の展開なら二十分、さらに短くできると考えられ。
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