発足した野田改造内閣の命運はは岡田克也にかかっていることは、私も同意します。多分、
首相が力を入れたい消費税増税より、公務員制度改革と選挙制度改革の成否で歴史上の意味が、
変わると思って。前者は難題だから私はまず後者でもと思うけど、鬼門とも考えられ。というのも、
岡田氏が「次の選挙には間に合わない」と発言したという報道を聞いたから。
他の党の意見も聞く必要からの発言と思うけど、「次に間に合わない」ことを理由の先延ばしで、
体のいい逃げ口上と私は理解。「次の次の選挙から」と宣言して、最初から継続審議を目指せば良く。
しかし現状で予想される審議未了での解散になれば、岡田克也も「永田町の人間」と私が定義する、
「国家国民のためにならない国会議員」の一人になる。
だから他の閣僚は名を残したかったら、課題は一つにすべき。私が興味あるのは松原仁。私は、
財務省の代弁者である野田総理に拉致問題を考えるゆとりは無いと考え。だから松原担当相は、
拉致問題を思うとおりに運べるはずであり。しかも「TVタックル」で拉致を言い立てていたので、
成果を出さなければ次の当選さえ危ういと思うのですね。
しかし野田佳彦も今年までの総理だったとしても、細野豪志だけは切れないと思う。菅内閣からの、
原発事故全般についての担当相は、潮時を見つけるのが難しい大仕事。というより政治の停滞の、
歯がゆく認識している政治家の一人のはずなので、止め時は総裁選出馬と空想し。考えてみれば、
薬害エイズ問題、解決に必要なのは情報とデータだった。
もちろん官僚の無謬主義で難儀していたけど、取っ掛かりは明白で明確だったから、
菅直人の一点突破が足掛かりに。しかし原発の問題は業者に甘い点で薬害エイズに似ているけど、
電力問題なので日本の政治の基盤に関わるものと私は理解を。ということは芋づる式に、
様々な問題を発見して日々格闘し、総理大臣や官房長官よりも問題意識は高いと思うのですよ。
もし細野総理になれば電力の自由市場を目指す一方、科学教育の重要さも理解しているはずで、
改革の対象は学校教育にも。といっても細野は「日の丸・君が代」問題に関心がないと私は推察。
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